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メーカー名 | 本体 | ヒート ポンプ |
タンク (缶体) |
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2年 | 3年 | 5年 | |
1年 | 3年 | 5年 | |
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2024年11月23日
充実のラインナップ!コロナのエコキュートを徹底解説!
コロナのエコキュートは独自の技術を採用しており、生活に便利な機能を多く搭載しています。また、床暖房機能を搭載したモデルや省スペースに特化したエコキュートなどもあり、ラインナップが充実しています。 そこで今回は、コロナのエコキュートについて解説します。メーカーのこだわりポイントやラインナップも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。 メーカーのこだわりポイント コロナは世界で初めてエコキュートを開発したメーカーです。発売当時は従来のガス給湯器よりもランニングコストが3分の1以下に抑えられることもあって、省エネ性能の非常に高い製品を開発したとして、経済産業大臣賞を受賞したこともあります。 エコキュートの国内シェアはパナソニックや三菱がトップを争っていますが、コロナのエコキュートは次のようなメーカーのこだわりポイントもあって、高い評価を獲得しています。 ES制御により効率的に給湯 手間をかけずに綺麗な状態を長持ち 周囲の環境や暮らしにも配慮 万が一の事態に備えられる コロナのこだわりポイントについて順番に解説します。 ES制御により効率的に給湯 コロナエコキュートは独自のES(エネルギーセーブ)制御により、効率よくお湯を「つくる」「ためる」「使う」ことを可能としています。 エコキュートとは、空気の熱の力を利用してお湯を作る給湯器システムです。ヒートポンプユニットというエコキュートの心臓部分のシステムが空気を取り込んで圧縮するのですが、コロナエコキュートは高効率スクロールコンプレッサーを搭載しています。 従来の製品よりも冷媒を効率よく圧縮して高温にできるため、効率よくお湯を作ることができます。ヒートポンプユニットで作られたお湯は配管を通って貯湯タンクユニットにて貯められますが、コロナエコキュートは独自の技術として次のものを採用しています。 真空断熱材 燕三条の溶接技術を用いた高品質タンク 7つの温度サーミスタ 新潟県燕三条の溶接技術で作られた貯湯タンクユニット内部は真空断熱材に覆われているため、お湯が冷めにくいです。 また、内部には7つのサーミスタ(温度の変化を察知する電子部品)があり、きめ細かい温度管理により、効率的にお湯を貯めることができます。 一般的なエコキュートは給湯時に貯めていた高温の湯と水を混ぜて、適度な温度にしてから各所に給湯します。コロナエコキュートの場合は、高温湯だけでなく、中温湯も適時使用するため、貯湯タンクユニット内部に貯められたお湯を効率的に使いきります。 コロナ独自のES制御により、プレミアムエコキュートは年間給湯保温効率が4.0という高い数値を達成しています。 手間をかけずに綺麗な状態を長持ち コロナエコキュートでは、次の機能が搭載されているため、手間をあまりかけずに綺麗な状態を長持ちできます。 機能 内容 ふろ配管 自動洗浄 お風呂のお湯を排水すると、ふろ配管の内部を自動洗浄する機能 貯湯タンクユニット内部配管のステンレス化 貯湯タンクユニット内の配管が導管よりも耐腐食性と耐久性に優れたステンレスを採用 貯湯タンクユニット外部に「汚れんコート」 貯湯タンクユニットの外側に汚れが付きにくい「汚れんコート」を塗ってある 上記の機能を搭載しているため、手間暇をかけなくても、コロナエコキュートは綺麗な状態を長持ちできます。なお、定期的にメンテナンスや掃除をすれば、エコキュートの寿命を伸ばせます。 周囲の環境や暮らしにも配慮 コロナエコキュートは低騒音設計の商品です。エコキュートの運転音はガス給湯器に比べるとうるさく、夜間にお湯を作るため近隣トラブルの原因になるケースがあります。 しかし、コロナエコキュートは冬季でも図書館のなかにいるような静けさのため、安心して設置することができます。 また、ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットを繋ぐ配管は凍結予防バイパス回路があるので、冬の寒さが厳しい場所でも凍結するリスクが抑えられています。 万が一の事態に備えられる コロナエコキュートは一般財団法人 日本建築センター「建築設備耐震設計・施工指針」の「耐震クラスS」に対応しており、耐震性を考慮した独自の3本脚を採用しています。 耐震クラスSは地震や台風などの緊急時の避難場所として使われる病院や学校に設置する設備に用いられる技術です。そのため、コロナエコキュートは耐震性が高いと言えます。 また、エコキュートは停電時に貯湯タンクユニット内部に残ったお湯を生活用水として使用できますが、高温のためやけどを負う危険性があります。 コロナエコキュートの場合、「SMA(形状記憶合金)方式給湯ミキシングバルブ」により、最後に使用していたときの給湯温度でお湯が利用できます。 コロナエコキュートは耐震性能が高く、停電時にお湯を生活用水として利用しやすいなど、万が一の事態に備えることができる製品です。 コロナエコキュートの主な機能 コロナエコキュートは生活に役立つ、次のような機能を搭載しています。 コロナ快適ホームアプリ お掃除からお湯はりまで自動化 入浴サポート機能 節約・快適機能 上記の機能を順番に解説します。なお、全てのコロナエコキュートに機能が搭載しているとは限らないので、購入時に必ず確認しましょう。 コロナ快適ホームアプリ コロナ快適ホームアプリは、スマートフォンでコロナエコキュートをコントロールできるアプリです。外出先からお風呂を沸かしたり、子供の入浴をセンサーによって見守ったりできます。 自宅以外のエコキュートも登録できるので、離れて暮らす両親の見守りにも役立ちます。また、お湯の使用量や使用可能湯量などの情報がスマートフォンに記録され、いつでも簡単に確認できるので、節約・節水の目安にもなります。 天気予報データをクラウドから入手して、エコキュートを効率的に運用することもできます。停電や断水の発生が予想されて、水道が止まる前に生活用水を確保するレジリエンス機能の操作もアプリで可能です。 お掃除からお湯はりまで自動化 TOTO(株)システムバスのおそうじ浴槽と連動すれば、お掃除からお湯はりまでをお任せできる「おそうじconnect」が搭載されています。 家事や仕事で忙しい時でも、遠隔操作によって次の操作が可能です。 お湯を抜く 配管掃除 浴槽掃除 栓を閉める お湯はり・保温 従来のエコキュートでも、配管掃除と湯はり・保温は遠隔操作でも可能でしたが、コロナエコキュートならお湯を抜く、浴槽掃除、栓を閉めるなどが外からでも行えます。 特定のシステムバスとの連携が必要ですが、手間をかけずに毎日清潔になるのは魅力的です。 入浴サポート機能 コロナエコキュートには、次のような入浴サポート機能が搭載されています。 機能 内容 音声モニター 浴室と台所のリモコン間で音声通話が可能 ふろ自動一時停止 保温追い焚きや高温さし湯をロック 高温さし湯 約1分で熱いお湯がたっぷりと追加される 入浴剤使用可能 特定の入浴剤が使用可能 入浴お知らせ 人感センサーや水位センサーにより入浴をサポート 湯上りタイマー タイマーで入浴時間を知らせる 浴室モニター 入室時間や入浴時間が確認できる コロナエコキュートに搭載されている機能は、子供や家族の入浴をサポートします。例えば、音声モニターがあることで、子供がお風呂に入っている間、母親が台所で家事をしていても、音声によってある程度の状況を把握できます。 入浴お知らせ機能や湯上りタイマー、浴室モニターなどの機能があるため、子供や家族が風呂でのぼせていないのか、食事の準備を始めるべきかどうかなどの判断が付きやすいです。 また、コロナエコキュートでは、以下の入浴剤を使用できます。 花王のバブシリーズ アース製薬のバスロマンシリーズ バスクリンのバスクリンシリーズ 上記の入浴剤はメーカーが確認しているため、安心して使用できます。 ただし、上記のシリーズのにごり湯タイプの入浴剤は使用できません。また、上記以外の入浴剤で、「炭酸ガスにより発泡させるもの」や「硫黄、酸、アルカリ、塩分を含んだもの」をフルオートタイプのコロナエコキュートで使用すると目詰まりの原因となります。 節約・快適機能 コロナエコキュートは節約をサポートする機能として、シャワーや浴槽の給湯量節水モードがあります。節水効果を設定すれば、水道代が年間6,000円ほど安くなります。ほかにも、浴槽のみの節水モードもあり、設定すれば年間1,500円ほどお得になります。 お湯の使用量や使用パターンを可視化して、省エネのアドバイスをする「せつやくガイド」や給湯量がすぐに分かる「給湯量モニター」、1日の給湯量に到達したと知らせてくれる「目標湯量お知らせ」などの機能もあります。 また、風呂時間が快適になるように、従来製品よりもシャワー給湯力がアップした高圧力パワフル給湯や、スピードお湯はり機能なども搭載しています。 これらの機能を搭載していることから、コロナエコキュートは多機能・高性能な商品として評価を獲得しています。 コロナエコキュートのラインナップ コロナエコキュートのラインナップは次の通りです。 プレミアムエコキュート 高圧力パワフル給湯ハイグレードタイプ 高圧力パワフル給湯・省スペース・スリムタイプ ハイグレードタイプ 高圧力パワフル給湯・薄型・デザインエコ 高圧力パワフル給湯・薄型・省スペースタイプ エコキュートライト オートタイプ 給湯専用タイプ マイクロバブル内蔵 それぞれ、特徴が異なるので、順番に解説します。 プレミアムエコキュート プレミアムエコキュートは、コロナエコキュートの中で最もグレードの高い商品です。今回紹介した全ての機能や特長を兼ね備えており、給湯効率が最も高いです(※)。 フルオートタイプのエコキュートで、貯湯容量が3人~5人用の370Lと4人~7人用の460Lの2種類があります。 (※)発売した年度によっては、後に登場した機能を搭載していない可能性があります。 高圧力パワフル給湯ハイグレードタイプ 高圧力パワフル給湯ハイグレードタイプは、プレミアムエコキュートに次ぐコロナエコキュートです。 搭載している機能はプレミアムエコキュートとほとんど同じですが、給湯効率が低いことと、給湯量節水モードが無いことが違いです。 フルオートタイプのエコキュートで、貯湯容量が3人~5人用の370Lと4人~7人用の460Lの2種類があります。 高圧力パワフル給湯・省スペース・スリムタイプ 上記のエコキュートのスリムタイプになります。貯湯タンクユニットの設置面積が従来機種の約83%なので、狭い場所でもスッキリと設置できます。 搭載している機能は高圧力パワフル給湯ハイグレードタイプと同じで、貯湯容量が460L(4人~7人用)のフルオートタイプのエコキュートです。 ハイグレードタイプ ハイグレードタイプは、コロナエコキュートの基本的な性能を搭載したモデルです。給湯量節水モードはありませんが、基本性能が充実しているため、一番人気の高いシリーズです。 フルオートタイプのエコキュートで、貯湯容量が3人~5人用の370Lと4人~7人用の460Lの2種類があります。なお、シャワーの圧力は190kPaなので、水圧が強いエコキュートを探している方は、「高圧力パワフル」が付いているモデルを選びましょう。 高圧力パワフル給湯・薄型・デザインエコ 高圧力パワフル給湯・薄型・デザインエコは高圧力パワフル給湯とスタイリッシュなデザインを兼ね備えたコロナエコキュートです。薄型フォルムの優れたデザイン製のため、家の外観を損ねません。 搭載している機能は「高圧力パワフル給湯ハイグレードタイプ」とほとんど同じですが、貯湯タンクユニットが薄型になっているので、貯湯容量が300L(2人~4人用)となっています。 高圧力パワフル給湯・薄型・省スペースタイプ 高圧力パワフル給湯・薄型・省スペースタイプは、貯湯タンクユニット内部の貯湯槽を2つに分けることで、厚さ45cmというスリムなサイズとなったフルオートタイプのエコキュートです。 狭いスペースにも設置可能で、搭載している機能は「高圧力パワフル給湯ハイグレードタイプ」と同じなので、高性能・多機能なコロナエコキュートです。貯湯容量は370L(3人~5人用)と460L(4人~7人用)の2種類があります。 エコキュートライト エコキュートライトは、コロナエコキュートのなかで最も貯湯容量が少ないモデルです。貯湯タンクユニットの幅は45cm、奥行き55mとスリムなサイズなので、置く場所を選びません。 貯湯容量185Lは1人~2人向けの量なので、少人数世帯におすすめのエコキュートです。 オートタイプ 上記までで紹介してきたのは、ボタン1つでお湯はりから保温、追い焚きまでを自動で行うフルオートタイプのコロナエコキュートです。 コロナエコキュートにはフルオートタイプ以外に、お湯はりを自動で行うオートタイプがあります。 オートタイプの種類は湯のぼりタイマーや節水モードを搭載したスタンダードタイプのみです。 貯湯容量が370Lと460Lの2種類で、フルオートタイプに比べると機能や性能は劣りますが、コロナエコキュートをお得に購入したい方は検討してみましょう。 給湯専用 給湯専用とは、お湯はりを手動で行うタイプのエコキュートです。 コロナの場合は、貯湯容量が省スペース・スリムタイプの300Lと、スタンダードタイプの370L、460Lの3種類があります。 オートタイプから節水モードを無くしており、コロナエコキュートのなかでは機能や性能が低い機種です。 ただし、価格も抑えられており、コロナエコキュートをお得に購入したい方におすすめです。 マイクロバブル内蔵 2024年10月より、コロナはマイクロバブルを内蔵したエコキュートを販売しています。 フルオートタイプで、貯湯容量が370Lと460Lの2種類です。 浴槽のお湯に直径1~100マイクロメートルの「マイクロバブル」と直径1マイクロメートル未満の「ウルトラファインバブル」を含んだ多量の泡を発生させることで、いつものお風呂とは違った入浴体験ができます。 プレミアムエコキュートに比べると、年間給湯保温効率が低く、給湯量節水の機能はありませんが、ほかの機能は利用可能です。 ほかのエコキュートメーカーでもマイクロバブルを体験できますが、大抵が専用のノズルを追加購入して取り付ける形になります。 コロナのようにエコキュート本体にマイクロバブルを発生する装置を内蔵するのは珍しいパターンです。 そのため、現時点でコロナエコキュートを利用している方でマイクロバブルを体験したい場合は、機器を買い替えなければなりません。 コロナエコキュートを購入するならどれがいい? コロナエコキュートの機能や性能にこだわるならプレミアムシリーズがおすすめです。 プレミアムシリーズはコロナエコキュートの機能をほとんど搭載しており、高い給湯効率のためお湯を沸かすためのランニングコストを抑えられます。 ただし、貯湯タンクユニットは一般的な形状しかないため、省スペースや家族の人数に合ったものを選びたい場合は、省スペースや薄型タイプを選ぶと良いでしょう。 また、マイクロバブルで肌に潤いを与え、湯上り後も温かさを持続したい場合は、マイクロバブル内蔵の機種がおすすめです。 まとめ 以上が、コロナエコキュートの解説になります。 コロナは世界で初めてエコキュートを開発したメーカーで、暮らしに役立つ機能を多く搭載しています。様々なシリーズを販売しているので、自分に合ったエコキュートを見つけやすいです。 「エコパパのお店」はメーカー正規品を低価格で販売しており、施工や電話窓口も、商品知識が豊富な専門のプロスタッフが対応しております。 コロナのエコキュートに関する疑問や、エコキュートの故障やトラブルでご相談がありましたら、ぜひエコパパのお店までお気軽にご連絡ください。
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2024年11月23日
他メーカーにはない先進仕様とは?三菱のエコキュートを徹底解説!
三菱は高い技術力により、省エネ性能の高いエコキュートを幾つも販売しています。独自の機能を搭載したフラグシップモデルや、安価な給湯専用タイプなど、幅広いラインナップを用意しているのもポイントです。 そこで今回は、三菱のエコキュートについて徹底的に解説します。メーカーとしての評価や特長、使用している方の評判なども解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。 エコキュートメーカーとしての三菱は? 三菱は日本を代表する総合電機メーカーです。2001年よりエコキュートを販売しており、持ち前の高い技術力により、これまでに様々な製品を世に送り出してきました。 基本的な性能は他メーカーのエコキュートに比べて高く、記事執筆時点では年間給湯保温効率が4.2の製品を販売しています。 年間給湯保温効率とは、数値が高いほど消費する電力が少なく、省エネに優れている指標です。数値が高いほど省エネ性能に優れています。 一般的なエコキュートは3.5~4.0が多いですが、三菱エコキュートの4.2は記事執筆時点で最高値です。 また、三菱エコキュートでは独自の機能を搭載しているモデルもあり、現在ではパナソニックに並ぶ国内トップクラスのエコキュートメーカーになります。 ラインナップが充実していることも特徴で、選択肢が多いのも三菱エコキュートの魅力です。エコキュートを選ぶ時に迷ったら、まずは三菱の製品をチェックして、自分のライフスタイルに合った商品があるか探してみるのがおすすめです。 三菱はエコキュートに、他のメーカーでは取り入れていない先進仕様を採用しています。そのため、次の3つの先進仕様がメーカーのこだわりポイントになります。 貯湯タンクユニットのサーモジャケットタンク ヒートポンプユニットの4条ガスクーラー ヒートポンプユニットのポキポキモータ 三菱エコキュートは貯湯タンクユニットにサーモジャケットタンクを採用しています。断熱性の高い真空断熱材(VIP)とウレタンを各所に用いることで、高い保温性を実現しています。 このサーモジャケットタンクは、業界で初めてウレタンを含む断熱材を分割できる方式となっています。分割方式にすることで、素材の分別がしやすくなるので、リサイクルしやすいというメリットがあります。 ヒートポンプユニットには、4条ガスクーラーとポキポキモータを採用しています。 ヒートポンプユニットの水が通る配管に、ツイスト状に巻き付けた4条ガスクーラーを使用することで、配管の設置面積が大きくなり効率的に水を加熱できます。この仕組みは2018年度以降に発売されたすべての機種に採用されています。 ポキポキモータは、コンパクトながら高出力な三菱オリジナルモーターのことです。エコキュート以外に、エアコンやエレベーターなどに採用されているモーターで、ヒートポンプユニットのコンプレッサーに使用することで、冷媒を高効率に温め、お湯を作ります。 4条ガスクーラーやポキポキモータは三菱オリジナルの加工が施されており、三菱エコキュートの性能を高めるのに重要な役割を果たしています。 三菱のエコキュートの特長 三菱エコキュートは全モデルに対して、上記の先進仕様を施しています。そのため、どの機種も性能が高いエコキュートです。 さらに、次のような特徴があります。 他メーカーだと珍しい機能を搭載 省エネ効果を期待できる 豊富なラインナップ 省スペースに設置できるタイプもある 安心設計で災害に強い 上記の特長を順番に解説します。 他メーカーだと珍しい機能を搭載 三菱エコキュートの最大の特長は、「ホットあわー」や「キラリユキープPLUS」、「バブルおそうじ」など、他のメーカーでは見かけないような珍しい機能を搭載していることです。 例えば、キラリユキープPLUSは湯船の雑菌の増殖を抑制する機能です。 風呂配管内部に深紫外線を照射するユニットがあり、循環するお湯内部で増殖する菌を抑えます。キラリユキープPLUSがあることで、長時間の入浴でもお湯がキレイな状態を長持ちでき、残り湯を洗濯に使うこともできます。 バブルおそうじは洗浄効果に優れたマイクロバブルが、風呂配管内部を自動的に掃除する機能です。栓を抜くだけで風呂配管の自動洗浄が行われ、洗剤なしでも綺麗になります。掃除をする頻度が少なくなるので、主婦にとって心強い味方になります。 上記以外にも、好みや状況に応じて追い焚きの時間をコントロールできる「ダブル追いだき」や2カ所同時給湯でも快適な「ハイパワー給湯」など、様々なこだわりの機能を搭載しています。 ただし、機種によっては搭載されていないことがあるので、購入時にしっかりと確認しましょう。 省エネ効果を期待できる 三菱エコキュートに搭載されている機能の1つに、「かしこい沸き上げモード」があります。過去2週間の使用状況を学習し、最適な湯量になるように沸き上げるモードなので、節水効果を期待できます。 また、「ホットりたーん」は残り湯の熱を再利用してお湯を作りだす機能で、夜間の沸き上げに必要なエネルギーを節約できます。これらの機能と高い給湯効率により、三菱エコキュートは省エネ効果を期待できる製品です。 豊富なラインナップ 三菱エコキュートのラインナップは次になります。 特長 貯湯容 Pシリーズ 三菱エコキュートで最上位のシリーズ 370L、460L、550L Sシリーズ ハイグレードなシリーズで機能が充実している 180L、370L、430L、460L、550L Aシリーズ 給湯専用で、安価なシリーズ 180L、300L、370L、430L、460L、550L Pシリーズは三菱エコキュートの最上位のモデルです。三菱が誇る様々な機能が全て搭載されており、給湯効率も高いです。給湯容量は370L、460L、550Lの3つがあり、家族の人数に合った製品を選べます。 Sシリーズは、Pシリーズから「ホットあわー」と「ホットりたーん」の機能が無くなったシリーズです。 「ホットりたーん」がないため、Pシリーズに比べて場年間給湯保温効率はやや低いですが、「キラリユキープPLUS」や「バブルおそうじ」などの機能をPシリーズよりもお特な価格で利用できます。 Aシリーズは上記で紹介した機能を搭載していないシリーズになります。三菱エコキュート特有の「こだわりの先進仕様」となっていますが、お風呂での時間を快適に過ごしたい方にはあまり向いていません。 ただし、フルオートタイプやエコオート(セミオート)タイプ、給湯専用と給湯方法を選ぶことができ、PシリーズやSシリーズに比べると価格が抑えられているので、三菱エコキュートをお得に購入したい方におすすめです。 このように、三菱エコキュートはラインナップが充実しております。予算や家族の人数に合った商品を選択しやすいので、自分にピッタリな商品を選ぶことができます。 省スペースに設置できるタイプもある エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットを住宅の外に設置する給湯器です。 ヒートポンプユニットはエアコンの室外機に近いサイズとなっていますが、貯湯タンクユニットは貯湯容量によっては人の背丈をはるかに超えるサイズとなり、狭小スペースに設置できない可能性があります。 三菱エコキュートでは、省スペースに設置できるコンパクトエコキュートと薄型タイプを販売しています。 コンパクトエコキュートは横幅430mm、奥行き630mmと通常のエコキュートに比べて底面積が小さくなっており、マンションのメーターボックスに納まるほどのサイズです。 薄型タイプは通常のエコキュートと同程度の貯湯容量で、奥行きが430mmとかなり薄いタイプとなっているので、隣家とのスペースが狭い場合でも設置できます。 コンパクトエコキュートや薄型タイプは貯湯容量が若干少ないですが、マンションや狭小スペースに設置した場合に向いているので、通常のエコキュートが設置できない方におすすめです。 安心設計で災害に強い 三菱エコキュートは耐震強度にこだわっています。脚部には幅広のタフレッグを採用し、日本建築センターの「建築設備耐震設計・施工指針」の「耐震クラスS」に対応しています。 耐震クラスSは病院や学校などの避難所に設置できるほど、耐震性能が高いと認められている証です。つまり、三菱エコキュートは地震に強い製品だといえます。 また、非常時には非常用取水栓から貯湯タンクユニットの内部のお湯を生活用水として使用できます。370Lのタンクなら、2Lのペットボトルの約185本分になるため、断水時でも安心できます。なお、あくまでも生活用水のため、飲料水には使用できません。 三菱エコキュートの評判 三菱エコキュートを実際に使用している方の評判をまとめると、次のような内容になります。 珍しい機能に魅力を感じた 給湯容量が幅広い 耐久性が高い 三菱エコキュートを使用している方の評判を分析すると、「キラリユキープが気になるので購入しました」「バブルおそうじのおかげで排水溝から嫌なニオイがしない」などのコメントが多くあります。 幾つかの機能は別メーカーでも似たような物を搭載していますが、多種多様な機能を幅広く搭載しているのは三菱エコキュートならではの特長で、人気の高さの理由になります。 また、三菱エコキュートを買った理由として、給湯容量が幅広いことも挙げられます。2人用向けの180Lから、5人~7人用の550Lまで用意されているので、家族人数や来客の有無などの条件に合ったエコキュートを購入できます。 他にも、「地震があっても倒れなかった」「10年以上使用し続けているが壊れていない」など、耐久性に関する評判を多く目にします。 三菱エコキュートの保証期間 三菱エコキュートの保証期間は次のとおりです。 三菱 リモコンなど 2年 ヒートポンプユニット 3年 貯湯タンクユニット 5年 延長保証の期間 5年延長 8年延長 10年延長 保証料(税込) 5年間: 12,100円 8年間: 25,850円 10年間: 31,460円 エコキュートはリモコン・ヒートポンプユニット・貯湯タンクユニットの3つに分かれており、メーカー保証期間が個別に設定されています。 三菱の場合、保証料を追加で支払うと、保証期間が5年・8年・10年間に延長する「スマート電化延長保証制度」があります。 本サービスに加入すると、故障した時に必要な技術料や部品代、出張料などの修理費がすべて無料になります。 ただし、保証金額の上限は本体の価格購入が限度となっているので、無制限に修理することはできません。 なお、上記のスマート電化延長保証制度は、メーカー保証期間にプラスされる仕組みではあ りません。サービスに加入した場合、リモコンならメーカー保証が2年間から5年間、あるいは8年間、10年間に延長されるという保証です。 三菱エコキュートで使用できる入浴剤 フルオートタイプのエコキュートは追い焚きをする場合、浴槽内の湯を循環させて温めます。追い焚き時に入浴剤を使用していると、成分が風呂配管に沈殿して、詰まる原因となる可能性があり、メーカーによっては特定の商品を禁止しています。 三菱エコキュートの場合、次のメーカーの入浴剤の使用を認めています。 花王のバブシリーズ アース製薬のバスロマンシリーズ バスクリンのバスクリンシリーズ ただし、上記のシリーズでもお湯に溶かすと乳白色系となる「にごり湯」タイプの入浴剤は使用できないです。 また、上記以外の入浴剤で炭酸ガスや炭酸カルシウム、硫黄成分などを含んでいる入浴剤はエコキュートの性能低下や故障を招く恐れがあるので、使用は避けましょう。 なお、追い焚き機能はフルオートタイプのみに搭載されており、Aシリーズのエコオートタイプや給湯専用タイプでは利用できません。 つまり、エコオートタイプと給湯専用タイプなら入浴剤の制限がないので、好みの入浴剤を利用できます。 入浴剤を気分によって使い分けたい方は、Aシリーズのエコオートタイプや給湯専用タイプも検討してみましょう。 三菱エコキュートを購入するならどれがいい? 三菱エコキュートの機能や性能にこだわるならPシリーズがおすすめです。 Pシリーズは三菱が誇る先進仕様や独自機能を全て搭載しているので、お湯を沸かすためのランニングコストを抑えつつ、お風呂の時間を快適に過ごすことができます。 ただし、貯湯容量が3種類しか無いため、人数が少ない家庭にはやや不向きです。 人数が少ない家庭や、狭小スペースに設置したい場合は、SシリーズやAシリーズを検討してみましょう。 SシリーズとAシリーズには貯湯容量が180Lや300Lなどの貯湯タンクユニットがあるので、家族の人数に合わせてエコキュートを選べます。 また、コンパクトエコキュートや薄型タイプもSシリーズとAシリーズから販売されているので、マンションや狭小スペースに設置したい方におすすめです。 機能性よりも、三菱エコキュートをお得に購入したいと考えている方は、Aシリーズを中心に検討しましょう。 一般的なエコキュートの初期費用の相場は40万円~70万円ですが、Aシリーズの給湯専用なら40万円前後で購入できる可能性が高いです。 まとめ 以上が、三菱エコキュートの解説になります。三菱エコキュートは「ホットあわー」や「バブルおそうじ」、「ホットりたーん」など、様々な機能を搭載しています。また、省エネ性能の高い機種が多いので、節水や節電を考えている方にもおすすめです。 「エコパパのお店」は地域密着を心がけており、親切で丁寧、迅速な対応を行います。メーカー正規品を低価格で販売しており、施工や電話窓口も、商品知識豊富な専門のプロスタッフが対応しております。 エコキュートの故障やトラブルでご相談がありましたら、ぜひエコパパのお店までお気軽にご連絡ください。
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2024年11月22日
おひさまエコキュートとは?夜間蓄熱型との違いやメリットなどをわかりやすく解説
おひさまエコキュートは従来のエコキュートと違い、太陽光発電システムとの連携が前提で、昼間に稼働します。昼間にお湯を沸かすので、夜間蓄熱型のエコキュートよりも給湯光熱費を節約できる可能性があります。 そこで今回は、おひさまエコキュートと夜間蓄熱型との違いをわかりやすく解説します。メリットや注意点も紹介しますので、参考にしてください。 おひさまエコキュートとは? おひさまエコキュートとは、太陽光発電システムとの連携を前提とした給湯器のことです。 電気を効率的に自家消費でき、従来の夜間蓄熱型に比べて給湯光熱費を節約し、CO2排出量を抑えることが可能です。 記事執筆時点では、ダイキン、コロナ、パナソニック、三菱で販売されています。 ただし、太陽光発電システムを導入していない住宅には設置できず、おひさまエコキュートに対応している電力会社が限定されているなどのデメリットがあります。 おひさまエコキュートと夜間蓄熱型の違い エコキュートとは、ヒートポンプが外気を取り込んで圧縮して生み出した熱を利用して、お湯を沸かす給湯器です。沸かしたお湯は貯湯タンクにて貯められ、必要に応じて各所に給湯されます。 電気と空気の熱を利用してお湯を沸かすという基本的な仕組みは、夜間蓄熱型とおひさまエコキュートは同じです。 おひさまエコキュートと夜間蓄熱型との違いは、次になります。 太陽光発電システムが必須 お湯を沸かすための時間帯 契約する料金プラン 上記の違いを順番に解説します。 太陽光発電システムが必須 夜間蓄熱型のエコキュートは電気で動く住宅機器のため、太陽光発電システムとの連携が可能で、設置していればある程度のメリットがあります。しかし、夜間蓄熱型に太陽光発電システムは必須ではありません。 おひさまエコキュートは、地球温暖化防止や環境保護の観点から東京電力エナジーパートナーと電力中央研究所が共同で開発した商品で、太陽光発電システムとの連携が前提となっています。 そのため、メーカーや発電量などに条件はありませんが、おひさまエコキュートの設置には太陽光発電システムが必要になります。 お湯を沸かすための時間帯 夜間蓄熱型は電気料金が安い深夜にお湯を沸かし、日中に消費する貯湯式給湯器です。夜にお湯を沸かすことから、夜間蓄熱型と呼びます。 一方、おひさまエコキュートは太陽光発電システムの余剰電力を活用してお湯を沸き上げる設定となっているため、主に日中にお湯を沸かそうとします。 夜間蓄熱型…夜間にお湯を沸かす おひさまエコキュート…日中にお湯を沸かす エコキュートは空気の熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。そのため、外気温が低い夜間よりも、気温が高い日中のほうがお湯を沸かすためのエネルギーが少なく済むメリットがあります。 また、お湯を沸かしてから使用するまでの時間は、夜間よりも日中のほうが短いため、放熱ロスが少なくなるというメリットもあります。そのため、夜間蓄熱型よりも光熱費を節約できる可能性はあります。 契約する料金プラン 夜間蓄熱型を導入すると契約している料金プランを、エコキュート向けの料金プランに変更します。例えば、東京電力エナジーパートナーの場合は、次のようなエコキュート向けの料金プランがあります。 基本料金(10Aにつき) 時間帯(1kWhあたりの料金) 午前6時~翌午前1時 午前1時~午前6時 スマートライフS 311.75円 35.76円 27.86円 金額は電力会社のプランによって異なりますが、エコキュート向けの料金プランは昼間の電力料金が高く、夜間は安くなる季節別時間帯電灯契約が一般的です。 夜間蓄熱型が夜間にお湯を沸かそうとするのは、昼間に比べて電気料金が安い時間帯ということも理由の1つです。 しかし、おひさまエコキュートの場合は季節別時間帯電灯契約とは別の料金プランに契約します。 記事執筆時点でおひさまエコキュートに対応している料金プランは、以下のとおりです。 東京電力エナジーパートナー「くらし上手」 次の表は、東京電力エナジーパートナーの「くらし上手」をまとめたものです。 基本料金 電力料金 定額料金(120kWhまで) 従量料金120kWh超過 くらし上手S 2,654.50円/月 3,670.40円/月 30.72円/1kWh 「くらし上手」は24時間ずっと同じ電気料金のプランです。また、1ヵ月の消費電力量が120kWh以下の場合、電気料金が約6,324円に固定されるという特徴があります。 おひさまエコキュートのメリット おひさまエコキュートのメリットは次になります。 夜間蓄熱型よりも光熱費が節約できる 太陽光発電システムの余剰電力の使い道が増える 上記のメリットを順番に解説します。 夜間蓄熱型よりも光熱費が節約できる おひさまエコキュートは昼間にお湯を沸かすエコキュートです。昼に沸かした場合のメリットは2つあります。 気温の高い昼間にお湯を沸かすのでエネルギーの消費量が少ない お湯を沸かしてから使用するまでの時間が短いので放熱ロスが少ない エコキュートは外気を取り込んでお湯を沸かす給湯器です。そのため、寒いエリアよりも、温かいエリアのほうがお湯を沸かすための給湯光熱費が抑えられている傾向があります。 エコキュートの年間の給湯光熱費 北海道電力エリア 約54,000円 東北電力エリア 約48,000円 北陸電力エリア 約42,000円 東京電力エナジーパートナーエリア 約37,200円 中部電力エリア 約25,200円 関西電力エリア 約20,400円 中国電力エリア 約43,200円 四国電力エリア 約44,400円 九州電力エリア 約20,400円 沖縄電力エリア 約27,600円 気象庁の統計によれば、1日の最高気温と最低気温の差は約8℃~約10℃あります。つまり、おひさまエコキュートは気温の高い日中にお湯を沸かそうとするので、夜間蓄熱型よりも給湯光熱費が抑えられる可能性は高いと言えます。 実際、ダイキンの発表によれば夜間蓄熱型よりもおひさまエコキュートは給湯光熱費を約33%削減できるというシミュレーションもあります。 つまり、おひさまエコキュートは夜間蓄熱型よりも省エネ性能が高いため、給湯光熱費を節約したい方におすすめです。 太陽光発電システムの余剰電力の使い道が増える おひさまエコキュートは昼間にお湯を沸かすエコキュートです。主に日中に太陽光発電システムが発電した余剰電力を消費してお湯を沸かします。 太陽光発電システムは固定価格買取制度(FIT)により設置してから10年間は、電力会社への売電価格が固定されます。 FIT制度により、2024年に設置した方は2033年まで1kWあたり16円で、2025年に設置した方は2034年まで1kWあたり15円で売却できます。 しかし、10年間のFIT期間が終了すると、売電価格は電力会社が設定した価格に下げられます。次の表は中部電力エリアでの卒FIT後の売電価格をまとめたものです。 事業者 サービス名・プラン名 1kWあたりの売電価格 中部電力 新たなデンキ買い取りサービス(プレミアムプラン) 8円 新たなデンキ買い取りサービス(Amazonギフト券プラン) 8.1円 (Amazonギフト券) 新たなデンキ買い取りサービス(WAONプラン) 7円+2WAONポイント 新たなデンキ買い取りサービス(再エネスマートプラン) 7~12円 一条工務店 一条でんき 11円 idemituでんき idemitsuでんきの太陽光買取(スタンダード買取プラン) 8.5円 idemitsuでんきの太陽光買取(でんきセット買取プラン) 10.5円 エバーグリーン・リテイリング 卒FIT太陽光買取サービス(スタンダードプラン) 7円 卒FIT太陽光買取サービス(プレミアムプラン) 10円 ENEOS ENEOS太陽光買取サービス 10円 静岡ガス 余剰電力買取サービス 8.3円 余剰電力買取サービス(ガスプラス) 8.3円+プレミアム単価0.2円 余剰電力買取サービス(でんきプラス) 8.3円+プレミアム単価0.2円 余剰電力買取サービス(エコキュートプラス) 8.3円+プレミアム単価0.2円 余剰電力買取サービス(PCSプラス) 8.3円+プレミアム単価0.2円 余剰電力買取サービス(HEMSプラス) 8.3円+プレミアム単価0.2円 余剰電力買取サービス(静岡ガスグループのガス+SHIZGASでんき) 8.7円 住友林業 スミリンでんき 11円 ダイワハウスでんき 卒FIT電力買取(GENERALプラン) 10円 卒FIT電力買取(PREMIUMプラン) 11.5円 卒FIT電力買取(PREMIUM蓄電池プラン) 22円 生活クラブエナジー 太陽光余剰電力買取サービス 9円 積水化学 スマートハイムでんき(電気の買取サービス・ソーラー搭載の方) 9円 スマートハイムでんき(電気の買取サービス・ソーラー+蓄電池、もしくはVtoH設置の方) 12円 東邦ガス 買取プラン 9円 買取プラン(東邦ガスの電気とガスをセットで契約している場合) 9.5円 セレクトプラン ギフトラインナップから選択 みんな電力 卒FIT買取(買取量に応じて現金で支払い) 7円 卒FIT買取(買取量に応じて応援した企業・団体よりお礼品やクーポン券を送付) お礼品やクーポン券 浜松新電力 太陽光買取サービス(通常プラン) 7円 太陽光買取サービス(地域貢献プラン) 10円 (うち5円は地域に寄付) 上記の売電価格は2024年時点での価格で、将来的にさらに下がる可能性は否定できません。 実際、FIT制度の売電価格は年々減少傾向にあり、2025年度は1kWあたり15円に下がります。そのため、現在の太陽光発電システムは売電よりも、自家消費したほうがお得なケースが増えています。 おひさまエコキュートは太陽光発電システムで発電した電力を自家消費するのに役立つ住宅機器です。自家消費を増やしたい方は、おひさまエコキュートの導入をおすすめします。 おひさまエコキュートの注意点 おひさまエコキュートの注意点は、現時点では対応プランが限定されていることです。 記事執筆時点では、東京電力エナジーパートナーの「くらし上手」、東北電力の「よりそう+おひさまeバリュー」、九州電力の「おひさま昼トクプラン」の3つが対応しています。 そのため、おひさまエコキュートを設置できるのは、記事執筆時点では各電力会社の管轄地である下記のエリアのみとなります。 青森県 岩手県 秋田県 宮城県 山形県 福島県 新潟県(一部エリア) 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 群馬県 栃木県 茨城県 山梨県 静岡県(富士川以東) 福岡県 佐賀県 長崎県 大分県 熊本県 宮崎県 鹿児島県 上記エリア外の方は、おひさまエコキュートを導入することはできません。 夜間蓄熱型を昼間に沸かすとどうなるの? おひさまエコキュートと夜間蓄熱型の主な違いは、お湯を沸かす時間帯と料金プランで、お湯を沸かすための仕組みや性能に大きな違いはありません。 そのため、太陽光発電システムを導入している住宅なら、夜間蓄熱型を昼間に稼働すれば、おひさまエコキュートと同じようなメリットを得られるのではないかという考え方もできます。 結論から申し上げますと、太陽光発電システムを導入している住宅で、昼間に夜間蓄熱型を稼働すれば、おひさまエコキュートに近いメリットを得られる可能性はあります。 東京電力グループが行った検証実験によれば、夜間蓄熱型を昼間に稼働した場合と、夜間に稼働した場合では、昼間に稼働したほうが電力消費量は少ないという結果が出ています。 そのため、太陽光発電システムを導入していて東京電力エナジーパートナーの管轄外に住んでいる方は、エコキュートを昼間に稼働することを検討してみるのも選択肢の1つです。 ただし、夜間蓄熱型を導入している方は季節別時間帯電灯契約をしているので、昼間の電気料金が高いです。エコキュートは余剰電力だけでお湯を沸かせない場合は、電力会社から電力を購入して稼働します。 夜間蓄熱型を昼間に稼働する場合は、太陽光発電システムの発電量や余剰電力の量などを含めてシミュレーションをしましょう。 エコキュートのメリットやデメリット おひさまエコキュートの仕組みは夜間蓄熱型と変わりません。そのため、次のような夜間蓄熱型のメリットやデメリットはおひさまエコキュートにもあります。 他の給湯器に比べて光熱費が抑えられている 非常時にタンク内のお湯を生活用水として使用できる 初期費用が高額 貯湯式給湯器のため湯切れのリスクはある 貯湯式タンクの設置スペースが必要 シャワーの水圧が弱い 定期的なメンテナンスやお手入れが必要 エコキュートのメリット・デメリットについて順番に解説します。 他の給湯器に比べて光熱費が抑えられている エコキュートは電気と空気の熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。一般的にお湯を沸かすための年間の給湯光熱費が、次の表のように他の給湯器に比べて抑えられています。 エコキュート 電気温水器 石油給湯機 ガス給湯器 北海道電力エリア 約54,000円 約104,400円 約184,800円 約78,000円 東北電力エリア 約48,000円 約98,400円 約189,600円 約70,800円 北陸電力エリア 約42,000円 約112,800円 約166,800円 約70,800円 東京電力エナジーパートナーエリア 約37,200円 約73,200円 約158,400円 約81,600円 中部電力エリア 約25,200円 約81,600円 約100,800円 約67,200円 関西電力エリア 約20,400円 約75,600円 約87,600円 約63,600円 中国電力エリア 約43,200円 約108,000円 約176,400円 約67,200円 四国電力エリア 約54,000円 約104,400円 約184,800円 約78,000円 九州電力エリア 約48,000円 約98,400円 約189,600円 約70,800円 沖縄電力エリア 約42,000円 約112,800円 約166,800円 約70,800円 実際の給湯光熱費は家族の人数やお湯の消費量によって変動しますが、他の給湯器よりも安いことが分かります。 非常時にタンク内のお湯を生活用水として使用できる エコキュートは貯湯タンクにお湯を貯める貯湯式給湯器です。そのため、断水時や非常時には貯湯タンク内にあるお湯を生活用水として使用できます。 おひさまエコキュートも夜間蓄熱型と同様に、370Lと460Lの貯湯タンクがあります。飲用水としての使用は推奨できませんが、身体を拭いたり、食器を洗ったりするのに利用できるお湯が常時300L以上確保できるので、万が一の事態に対応できます。 初期費用が高額 エコキュートはガス給湯器に比べると初期費用が高額です。一般的に、お湯はりがボタン1つで行えて、追い焚きが可能なフルオートタイプのエコキュートは工事費込みで50万円前後します。 おひさまエコキュートはメーカーによって機能などは異なりますが、基本的にフルオートタイプで、メーカー独自の機能を搭載しています。そのため、工事費用込みの相場は50万円前後となっており、初期費用が高額です。 ただし、ガス給湯器に比べて給湯光熱費が抑えられているので、使い続けていれば初期費用の差額を回収でき、光熱費の節約を受けられるメリットもあります。 貯湯式給湯器のため湯切れのリスクはある エコキュートは貯湯式給湯器のため、一般的なガス給湯器と違い、お湯が切れると湯切れとなり、お湯を沸かすまで使用できなくなるというデメリットがあります。 夜間蓄熱型の場合、湯切れになると日中にお湯を沸かしてしまい、給湯光熱費が高くなる恐れがありましたが、おひさまエコキュートの場合は夜中にお湯を沸かす可能性があります。 おひさまエコキュートの「くらし上手」は24時間電気料金が変わらない料金プランですが、電力消費量が増えると、電気料金が高くなるケースがあります。 つまり、おひさまエコキュートも湯切れを起こすと、給湯光熱費が高くなる可能性があるので注意しましょう。 貯湯式タンクの設置スペースが必要 エコキュートを導入する場合、貯湯タンクを設置するスペースが必要です。 記事執筆時点では、おひさまエコキュートは角型の貯湯タンクのみとなっています。角型エコキュートの貯湯タンクのサイズは、横幅640mm~700mm程度、奥行き740mm~790mm程度で、貯湯容量が370Lの場合は高さが1,850mm前後はあります。 貯湯タンクの周りにはメンテナンスやお手入れのためのスペースが必要になるので、ある程度の設置スペースがないと設置できません。 シャワーの水圧が弱い エコキュートはお湯の水圧を下げて貯湯タンクに貯めておきます。そのため、水道水をそのまま温めて給湯するガス給湯器に比べてシャワーの勢いが弱いというデメリットがあります。 おひさまエコキュートもシャワーの水圧はガス給湯器よりも弱いので、人によっては不満を感じるかもしれません。 定期的なメンテナンスやお手入れが必要 エコキュートの寿命は10年~15年程度と言われていますが、定期的なメンテナンスやお手入れをしていないと寿命が短くなります。 おひさまエコキュートは2022年に入ってから販売されているので、正確な寿命は不明です。しかし、エコキュートと給湯の仕組みや機能などは同じなため、次のようなメンテナンスやお手入れを定期的に行っておくと良いです。 ふろ配管の洗浄 貯湯タンクやヒートポンプの掃除 貯湯タンク内の掃除 貯湯の点検 ふろ接続アダプターの手入れ ヒートポンプの水抜き なお、おひさまエコキュートは日中にお湯を沸かします。お湯を沸かしているときにお手入れやメンテナンスを行うと火傷をする恐れがあるので、注意しましょう おひさまエコキュートのメーカーごとの違い 記事執筆時点でおひさまエコキュートを販売しているメーカーは以下のとおりです。 三菱 パナソニック ダイキン コロナ 基本的に、「太陽光発電システムが必須」「日中にお湯を沸かす」という基本的な部分では共通していますが、年間給湯保温効率や機能などに違いがあります。 次項より、メーカーごとの違いを順番に解説します。 三菱のおひさまエコキュート 三菱のエコキュートは「こだわりの先進仕様」を搭載しており、どのシリーズも基本的な性能が優れています。 おひさまエコキュートでも同様に、年間給湯保温効率が3.6と比較的高く、水圧が290kPaのハイパワー給湯に対応しています。 ほかのメーカーのおひさまエコキュートに比べると機能数は劣りますが、シンプルながらも高い性能を発揮しているエコキュートです。 パナソニックのおひさまエコキュート パナソニックのおひさまエコキュートはシャワーの水圧が325kPaとかなり強いです。 一般的なエコキュートのシャワーの水圧は300kPa前後で、325kPaはエコキュート全体でトップの数値になります。 また、浴槽栓の締め忘れを通知する「うっかりアシスト」や誰かが利用しているのをスマホに知らせる「入室サイン」など、便利な機能を搭載していることもポイントです。 年間給湯保温効率は3.5と若干低いですが、機能性に優れたおひさまエコキュートを必要としている方に向いています。 ダイキンのおひさまエコキュート ダイキンのおひさまエコキュートは年間給湯保温効率が3.6と、三菱のおひさまエコキュートと並んで高い数値です。 年間給湯保温効率が高いほどお湯を沸かすためのランニングコストを抑えられるので、支出を減らしたい方に適しています。 また、ダイキンのおひさまエコキュートは「ウルトラファインバブルアダプター」を取り付け可能です。 ダイキンエコキュートには微細な泡が優しく前進を包み込むウルトラファインバブル入浴という機能があります。微細な泡によって肌の細かい汚れが落ち、入浴後の温かさが持続するなどのメリットを得られる機能です。 バブル入浴機能は他のメーカーでも通常のエコキュートに搭載されていますが、記事執筆時点でおひさまエコキュートでも利用可能なのはダイキンのみになります。 そのため、おひさまエコキュートでバブル入浴機能を利用したい方は、ダイキンの商品を選ぶと良いでしょう。 コロナのおひさまエコキュート コロナのおひさまエコキュートは年間給湯保温効率が3.3で、シャワーの水圧が190kPaです。 コロナは性能の優れたエコキュートを販売していますが、おひさまエコキュートに限って言えば、ほかのメーカーに比べて特筆するべきことがありません。 価格は抑えられていますが、ほかのメーカーのおひさまエコキュートが予算内なら、そちらを選ぶことも検討しましょう。 まとめ 以上が、おひさまエコキュートと夜間蓄熱型の違いの解説になります。おひさまエコキュートは太陽光発電システムとの連携が必須で、昼間にお湯を沸かし、導入した場合の料金プランが違うなどの点で、夜間蓄熱型と違います。 夜間蓄熱型との違いにより、光熱費をさらに節約できる可能性や自家消費を増やせるなどのメリットはありますが、契約できるエリアが限定されているという注意点もあります。 太陽光発電システムを設置しているのにおひさまエコキュートを導入できない方は、エコキュートを昼間に稼働することを検討してみましょう。 「エコパパのお店」は専門知識が豊富なスタッフが対応いたします。中間業者を減らすことでメーカー正規品を低価格で販売し、丁寧な施工を心がけております。エコキュートのことで疑問がありましたら、ぜひご相談ください。
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