山口県山口市に住んでいる方が利用できる補助金制度は？エコキュート補助金制度についてわかりやすく解説｜エコキュート専門激安販売ならエコパパのお店

山口県山口市は補助金制度が豊富な街で、さまざまな補助金制度を利用できます。エコキュートに対する補助金制度もありますが、利用する際は内容を知っておくと良いでしょう。

そこで今回は山口県山口市に住んでいる方が利用できるエコキュートの補助金制度について解説します。ぜひ最後までご覧ください。

山口県山口市とは？

山口市は山口県の県庁所在地であり、2023年5月1日時点での人口は約191,315人で、山口県の中部に位置する市です。

南北に長く伸びており、南部は瀬戸内海式気候のため比較的温暖で雨量も少ないですが、北部は中国山地に近いこともあり雪が降りやすく、寒暖の差が激しいです。

下関市や萩市に比べると認知度は低く、どちらかというと観光業や流通業で発展した街になります。日本海に面した美しい自然や、サクラやツツジなどの花々に囲まれた萩城跡、室町時代に建てられた瑠璃光寺など見どころが幾つもあります。

山口県は幕末時代に活躍した長州の志士を輩出した場所のため、山口市周辺には所縁の観光名所もあります。自然や歴史を体験したい方は山口市に足を運んでみましょう。

山口県山口市に住んでいる方が利用できるエコキュートの補助金は？

山口県山口市に住んでいる方が利用できるエコキュート補助金制度は以下のとおりです。

• 令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）
• 山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金

次項より、順番に解説します。

令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）の詳細

令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業とは、山口市内に本社や本店を置く施工業者を利用して行う家屋の住宅リフォーム工事に対して、市内取扱店で利用可能な商品券で助成する補助金制度です。

令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業の第1弾は5月15日から受け付けを開始しましたが、5月22日に予算到達により受付を終了しました。

本補助金制度は、同じ補助金制度の追加予算による第2弾になります。そのため、記事執筆時点では申し込み可能でしたが、タイミングによっては予算が尽きていて終了している可能性があります。

次の表は、令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）の主な概要をまとめたものです。

上記を順番に解説します。

令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）の補助対象

補助の対象となる住宅は新築後、1年以上が経過していることです。1年が経過した住宅に住んでいる方だけでなく、これから転入や転居する方も補助の対象になります。

補助の対象となる工事は幅広く、次のような種類があります。

山口市に本社や本店所在地を有する法人や山口市に住所を有する個人事業主と直接契約し、上記工事費用が10万円（税抜）以上なら、補助金の対象になります。

令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）の注意事項

令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）では、補助の対象となる工事が山口市や国、県などが行っている別の補助金制度の対象になっていないことが条件に含まれます。

例えば、令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）を利用してエコキュートを設置する場合、別の補助金制度を併用することはできません。

また、令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業の第1弾を利用している方や住宅では、別の工事、あるいは別の名義人が申請しても認められないので注意しましょう。

令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）の申請期間

令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）は2023年7月14日（金）～10月31日（火）までを予定しておりますが、予算が無くなり次第終了です。

令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）の予算額は1.7億円ですが、2023年7月27日時点で、予算の25％に到達しているという発表がありました。

記事執筆時点では終了となっていませんが、ペースが速いので利用したい方は早めに申し込みましょう。

令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）の補助金

令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）の補助金額は以下のとおりです。

• 紙商品券の場合…工事金額（税抜）の10％、上限額は15万円
• デジタル商品券の場合…工事金額（税抜）の15％、上限額は20万円

令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業では、補助金は現金ではなく、山口市内の店舗で利用できる商品券、あるいはスマホ決済「ちょるPay」での受け取りになります。

紙商品券で受け取る場合は工事金額（税抜）の10％・上限額15万円なので、150万円（税抜）の工事なら補助金を満額受け取ることができます。

デジタル商品券で受け取る場合は工事金額（税抜）の15％・上限額は20万円なので、約133万円（税抜）の工事なら補助金を満額受け取れます。

ただし、デジタル商品券で受け取るには、スマホ決済「ちょるPay」に事前に登録する必要があるので忘れないようにしましょう。

山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金の詳細

山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金とは、山口県が開催している補助金制度で、ZEHの基準を満たす住宅で、エコキュートを含めた登録設備を1つ以上導入し、内覧会を期限内に行ってアンケート調査に回答する場合、1件につき20万円の補助金が支給されます。

次の表は、山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金の主な概要をまとめたものです。

上記を順番に解説します。

山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金の補助対象

山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金は、次の条件をすべて満たした対象住宅と対象者に補助金が支給されます。

上記条件で注意すべきポイントは、ZEHの基準を満たしている住宅の新築、あるいは購入をして、山口県が認めている省エネ性能の高い住宅機器を導入して、期限内に内覧会を行い、アンケート調査に回答することです。

ZEH住宅とは断熱性能に優れ、高効率な設備システムや再生可能エネルギー設備などを導入しており、エネルギー収支がゼロになっている住宅です。そのため、通常の住宅よりも価格は高い傾向があります。

また、山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金では、次の条件を満たしている「山口県産省・創・蓄エネ関連設備」を1つ導入する必要があります。

• 県内企業が製造・加工
• 県産原材料をもとに製造・加工
• 県内で開発された技術を活用

エコキュートの場合、上記の条件を満たしているのは長府製作所の製品になります。

対象住宅の条件にある「内覧会や完成見学会を開催」とは、いわゆる引き渡しの間に行われる検査で、現場監督や事業者が購入者と一緒に建物を見て、問題ないか確認する作業です。

山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金では、11月～2月までに内覧会を開催することが条件に含まれているので、該当時期に内覧会を行えない場合は補助金を受け取ることは難しいです。

最後に、補助金を受け取るために、申請時や事業完了1年後に、次の内容のアンケート調査に回答します。

• 年齢や世帯人数
• 住宅の設計や設備、エネルギー使用量
• ZEHに関することなど

アンケート調査に回答する際、直近1年間分のエネルギー使用量が分かる資料が必要です。そのため、検針票や領収書などを用意しておきましょう。

山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金の注意事項

山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金の主な注意事項は、補助金交付決定前に事業着手した場合は対象外となることです。

この事業着手とは内覧会の開催のため、新築住宅の工事開始は含まれません。一方で、補助金交付決定前に、既に完成しているZEH住宅の内覧会を行うと補助金の対象にはならないので注意しましょう。

また、本補助金制度は募集枠が決まっており、記事執筆時点では次のようになっています。

山口県山口市に住んでいる方は中部地区となり、6つの市町全体で15枠を与えられます。申し込み人数が多いと抽選式となるので、当たらない可能性があります。

山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金の申込期限

申込期限は2023年9月1日～9月15日と限定されています。スケジュールは以下のとおりです。

• 1. 2023年9月1日～9月15日までに申込書を作成して提出
• 2. 山口県側で抽選を行い当選者に通知
• 3. 交付申請書を作成して山口県に提出
• 4. 交付申請書に基づいて可否を決定
• 5. 交付決定通知が届いてから事業着手
• 6. 内覧会を11月～2月までに行う
• 7. 内覧会を行い、ZEH住宅を引き渡す
• 8. 実施報告書を山口県に提出
• 9. 問題が無ければ補助金が入金される
• 10. 1年後、ZEH住宅の所有者にアンケート調査が届く

おおよそ半年以内に、アンケート調査以外のすべての手続きが完了する必要があります。ZEH住宅を新築する場合は、内覧会を11月～2月までに行えるか確認しましょう。

山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金の補助金額

山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金の補助金額は20万円で、定額制となっています。補助金が増減する条件は設定されていないので、申込みの条件やスケジュールを確認しましょう。

山口市で利用できる他の補助金制度

エコキュートは省エネ性能の高い給湯器のため、国が補助金制度を設けている場合があります。例えば、国は「給湯省エネ事業」を行っています。

給湯省エネ事業とは、経済産業省資源エネルギー庁が開催している補助金制度です。

省エネ性能の高いエコキュートを購入した場合、1台あたり5万円の補助金を支給する制度で、住んでいる場所に制限はありません。

また、国庫を財源とする補助金制度との併用はできませんが、県や市区町村レベルで行っている補助金制度との併用はできます。

山口県山口市に住んでいる方はどの補助金制度を利用するべき？

山口県山口市に住んでいる方が、記事執筆時点で利用できるエコキュートの補助金制度は以下のとおりです。

• 令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）
• 山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金
• 給湯省エネ事業

上記の補助金制度を、エコキュートの購入ですべて併用することは難しいです。山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金は併用に関する条件がなく、給湯省エネ事業は国庫を財源としていない補助金制度との併用は可能です。

つまり、山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金と給湯省エネ事業の併用はできます。

しかし、令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）は同じ工事での併用ができません。

それぞれの補助金額は以下のとおりです。

• 令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）…工事費用（税抜）の10％～15％で、上限は15万円～20万円
• 山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金…1件あたり20万円
• 給湯省エネ事業…1台あたり5万円

重要なのは、令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）の補助金の対象は「工事費用」となっていることで、本体費用が含まれていないことです。エコキュートは高額な住宅機器ですが、工事費用は10万円～20万円程度です。

仮に、紙商品券で申し込んだ場合、貰える補助金は1万円～2万円程度なので、山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金や給湯省エネ事業よりも金額は少ないです。

そのため、エコキュートだけを購入したい場合は、山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金と給湯省エネ事業に申込んで、合計25万円の補助金を受け取りましょう。

ただし、山口県ゼロ・エネルギー・ハウス啓発・導入支援補助金は補助金の仕組みが複雑で、抽選式のため確実に補助金が貰えるとは限りません。また、エコキュートで補助金の対象になるのは、長府製作所の製品のみです。

長府製作所の製品も給湯省エネ事業の対象になっているので、併用は問題ありませんが、エコキュートの選択肢が狭まっていることは否定できません。

なお、令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）は複数の工事の合計金額が補助金の対象になります。エコキュート以外にも行いたい工事があるのでしたら、令和5年度山口市安心快適住まいる助成事業（第2弾）の検討をおすすめします。

まとめ

以上が、山口県山口市に住んでいる方が利用できるエコキュートの補助金制度の解説になります。エコキュートは高額な住宅機器のため、購入する際は補助金制度の活用をお勧めします。山口市に住んでいる方が、記事執筆時点で利用できる補助金制度は以下のとおりです。

補助金制度ごとに金額や仕組みは異なります。そのため、補助金制度を利用したい方は、知識のある販売店に相談してみましょう。

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2023.03.09

給湯省エネ事業とは？給湯省エネ事業の対象機器や条件などをわかりやすく解説

https://eco88-shop.com/news/給湯省エネ事業とは？給湯省エネ事業の対象機器

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