東京電力の低圧料金の値上げはどうなった?託送料金の見直しによる影響もわかりやすく解説
2023年4月13日
東京電力をはじめ、大手電力会社7社は家庭向け電気料金の見直しを2023年4月1日、あるいは6月1日より実行する予定です。しかし、政府の審査は終わっていないため、記事執筆時点では低圧契約の見直しに関しては決まっていないことが多いです。
一方で、託送料金の見直しによる値上げは政府の認可が下りていることなので、2023年4月1日より電気料金が値上げされています。東京電力も対象のため、気になる方は契約内容を確認してみましょう。
そこで今回は、東京電力の値上げについて分かりやすく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
東京電力の低圧料金の値上げはどうなった?
東京電力は燃料価格の高騰や電力市場価格の上昇などを受けて、2023年6月1日より家庭向け電気料金の見直しを行う予定です。経済産業大臣に申請した内容では、平均29.31%の値上げとなり、従量電灯Bは次の価格に上昇します。
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 286.00円 | 286.00円 |
15A | 429.00円 | 429.00円 | ||
20A | 572.00円 | 572.00円 | ||
30A | 858.00円 | 858.00円 | ||
40A | 1,144.00円 | 1,144.00円 | ||
50A | 1,430.00円 | 1,430.00円 | ||
60A | 1,716.00円 | 1,716.00円 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 19.88円 | 34.84円 |
120kWh~300kWhまで | 26.48円 | 41.44円 | ||
300kWh~ | 30.57円 | 45.53円 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 235.84円 | 355.52円 |
例えば、従量電灯B・契約電流30A・1カ月の使用電力量が260kWhの家庭の場合、値上げ前の電気料金が9,126円に対して、値上げ後は11,737円になり、値上げ率は28.6%、値上げ幅は2,611円です。
ただし、上記の値上げは2023年4月初旬時点で本当に実行されるのか、上記の料金となるかなどは未定となっています。
規制料金の見直しは審査が行われ認められれば適用されます。しかし、今回の値上げ率は過去の値上げと比べて大きく、大手電力会社7社が同時期に値上げすると家庭に大きな影響を及ぼすため、審査が長引いています。
また、東京電力が経済産業大臣に見直しの申請を行った時に比べると燃料価格や電力市場価格が下落傾向にあり、東京電力は当初の平均29.3%から平均17.6%に値上げ率を下げて再提出しています。
東京電力の新しいシミュレーションによれば、従量電灯B・契約電流30A・1カ月の使用電力量が260kWhの家庭の場合、値上げ前の電気料金が9,126円に対して、新しい値上げ後は10,684円になり、値上げ率は11.53%、値上げ額は1,053円になります。
値上げ率 | 値上げ額 | |
---|---|---|
最初の見直し価格 | 28.6% | 2,611円 |
再提出後の見直し価格 | 11.53% | 1,053円 |
値上げ額が引き下げられたことで、当初よりも家計への影響は抑えられています。しかし、2023年4月初旬時点で審査は終わっておらず、従量電灯B以外の料金プランの再提出後の見直し価格も公表されていないため、不明な点は多いです。
2023年4月1日より託送料金の値上げは実行されている
上記の低圧契約の料金の見直しとは別に、託送料金の値上げは実行されています。
託送料金とは、電力会社が一般送配電事業者の送配電設備を利用する際に発生する料金です。すでに経済産業大臣に申請が認可されているため、低圧契約の見直しとは別に実行されました。
そのため、東京電力の規制料金と自由料金は2023年4月1日より、託送料金の見直しにより影響を受けています。
東京電力の主要な料金プランの変動
2023年4月1日より、東京電力は託送料金の見直しにより電気料金が値上げしています。ただし、料金プランごとに電気料金は異なるので、順番に解説します。
なお、託送料金の見直しのため、見直し前・後と表記するべきですが、本記事では理解のしやすさを優先して、値上げ前・値上げ後と表記しております。
従量電灯B
従量電灯Bは主に家庭向けの規制料金です。アンペア数(A)を自分で決めて契約でき、使用電力量が多くなるほど、電気量料金が高くなることが特徴となります。
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 286.00円 | 295.24円 |
15A | 429.00円 | 442.86円 | ||
20A | 572.00円 | 590.48円 | ||
30A | 858.00円 | 858.72円 | ||
40A | 1,144.00円 | 1,180.96円 | ||
50A | 1,430.00円 | 1,476.20円 | ||
60A | 1,716.00円 | 1,771.44円 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 19.88円 | 19.91円 |
120kWh~300kWhまで | 26.48円 | 26.51円 | ||
300kWh~ | 30.57円 | 30.60円 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 235.84円 | 240.72円 |
従量電灯C
従量電灯Cは60A以上の家庭向けの規制料金です。電気製品が多い家庭や、業務用大型冷蔵庫を使用している商店などの方を対象としています。
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1kVA | 286.00円 | 295.24円 | |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 19.88円 | 19.91円 |
120kWh~300kWhまで | 26.48円 | 26.51円 | ||
300kWh~ | 30.57円 | 30.60円 |
スタンダード
スタンダードは一人暮らしからファミリーまでを対象とした自由料金です。スタンダードS・L・Xの3種類があり、次のように対象が異なります。
- スタンダードS…10A~60Aの家庭向け
- スタンダードL…60A以上の家庭や商店向け
- スタンダードX…上記に当てはまらない家庭向け
なお、記事執筆時点ではスタンダードXの新規加入の受付は停止しております。ただし、申込者の設備状況によってはスタンダードXが適用される可能性があるので、気になる方は東京電力に相談してみましょう。
【スタンダードS】
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 286.00円 | 295.24円 |
15A | 429.00円 | 442.86円 | ||
20A | 572.00円 | 590.48円 | ||
30A | 858.00円 | 858.72円 | ||
40A | 1,144.00円 | 1,180.96円 | ||
50A | 1,430.00円 | 1,476.20円 | ||
60A | 1,716.00円 | 1,771.44円 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 19.88円 | 19.91円 |
120kWh~300kWhまで | 26.46円 | 26.49円 | ||
300kWh~ | 30.57円 | 30.60円 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 235.84円 | 240.72円 |
【スタンダードL】
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1kVA | 286.00円 | 295.24円 | |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 19.88円 | 19.91円 |
120kWh~300kWhまで | 26.46円 | 26.49円 | ||
300kWh~ | 30.57円 | 30.60円 |
【スタンダードX】
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1kW | 572.00円 | 295.24円 | |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 19.88円 | 19.91円 |
120kWh~300kWhまで | 26.46円 | 26.49円 | ||
300kWh~ | 30.57円 | 30.60円 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 235.84円 | 240.72円 |
プレミアム
プレミアムは使用電力量が一定になるまでは定額になる自由料金です。1カ月の使用電力量が401kWhを超えると、1kWhあたりの料金が請求される従量料金となるプランのため、家族の人数が多い方におすすめです。
なお、プレミアムS・Lの2種類があり、次のように対象が異なります。
- プレミアムS…10A~60Aの家庭向け
- プレミアムL…60A以上の家庭や商店向け
【プレミアムS】
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 286.00円 | 295.24円 |
15A | 429.00円 | 442.86円 | ||
20A | 572.00円 | 590.48円 | ||
30A | 858.00円 | 858.72円 | ||
40A | 1,144.00円 | 1,180.96円 | ||
50A | 1,430.00円 | 1,476.20円 | ||
60A | 1,716.00円 | 1,771.44円 | ||
電力量料金 | 定額(400kWhまで) | 1契約 | 9878.63円 | 9891.63円 |
従量(401kWhから) | 1kWh | 29.58円 | 29.61円 | |
期中解約金 | 1年間 | 1契約 | 3,000.00円 | 3,000.00円 |
2年間 | 5,000.00円 | 5,000.00円 |
【プレミアムL】
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1kVA | 286.00円 | 295.24円 | |
電力量料金 | 定額(400kWhまで) | 1契約 | 9878.63円 | 9891.63円 |
従量(401kWhから) | 1kWh | 29.58円 | 29.61円 | |
期中解約金 | 1年間 | 1契約 | 3,000.00円 | 3,000.00円 |
2年間 | 5,000.00円 | 5,000.00円 |
夜トク
夜トクは昼間と夜間で電気量料金が変動する自由料金です。日中は不在の日が多く、電化製品を夜間に使用することが多い家庭向けの料金プランになります。時間帯区分が異なる2種類のプランがあるので、ライフスタイルに合った方を選びましょう。
- 夜トク8…午前7時~午後11時まで、午後11時~翌午前7時
- 夜トク12…午前9時~午後9時まで、午後9時~翌午前9時
【夜トク8】
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1kW | 214.50円 | 230.67円 | |
電力量料金 | 午前7時~午後11時 | 1kWh | 32.74円 | 32.71円 |
午後11時~翌午前7時 | 21.16円 | 21.75円 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 235.84円 | 240.72円 |
【夜トク12】
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1kW | 214.50円 | 230.67円 | |
電力量料金 | 午前9時~午後9時 | 1kWh | 34.39円 | 34.27円 |
午後9時~翌午前9時 | 22.97円 | 23.44円 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 235.84円 | 240.72円 |
スマートライフS/L
スマートライフS/Lは主にエコキュートやIHクッキングヒーターなどを使用している、オール電化住宅向けの自由料金です。プランが2種類あり、次のように対象が異なります。
- スマートライフS…10A~60Aの家庭向け
- スマートライフL…60A以上の家庭や商店向け
【スマートライフS】
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 286.00円 | 295.24円 |
15A | 429.00円 | 442.86円 | ||
20A | 572.00円 | 590.48円 | ||
30A | 858.00円 | 858.72円 | ||
40A | 1,144.00円 | 1,180.96円 | ||
50A | 1,430.00円 | 1,476.20円 | ||
60A | 1,716.00円 | 1,771.44円 | ||
電力量料金 | 午前6時~翌午前1時 | 1kWh | 25.80円 | 25.87円 |
午前1時~午前6時 | 17.78円 | 18.37円 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 235.84円 | 240.72円 |
【スマートライフL】
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1契約 | 286.00円 | 295.24円 | |
電力量料金 | 午前6時~翌午前1時 | 1kWh | 25.80円 | 25.87円 |
午前1時~午前6時 | 17.78円 | 18.37円 |
くらし上手
くらし上手は太陽光発電システムと「おひさまエコキュート」を使用している方のみ契約できる自由料金です。プランは3種類あり、次のように対象が異なります。
- くらし上手S…10A~60Aの家庭向け
- くらし上手L…60A以上の家庭や商店向け
- くらし上手X…使用電力量の実績に基づいて、契約の大きさを毎月決定する
【くらし上手S】
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 1契約 | 2500.00円 | 2555.44円 | |
電力量料金 | 定額(120kWhまで) | 1契約 | 2480.00円 | 2483.60円 |
従量(121kWhから) | 1kWh | 20.80円 | 20.83円 |
【くらし上手L】
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 6kVAの場合 | 1契約 | 2500.00円 | 2555.44円 |
7kVA~10kVAの場合 | 4000.00円 | 4092.40円 | ||
上記を超えて1kVAにつき | 400.00円 | 616.17円 | ||
電力量料金 | 定額(120kWhまで) | 1契約 | 2480.00円 | 2483.60円 |
従量(121kWhから) | 1kWh | 20.80円 | 20.83円 |
【くらし上手X】
区分 | 単位 | 値上げ前 | 値上げ後 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 4kW 以下 | 1契約 | 2,500.00円 | 2,564.68円 |
5kW~8kWまで | 4,800.00円 | 4,929.36円 | ||
上記を超えて1kWにつき | 600.00円 | 616.17円 | ||
電力量料金 | 定額(120kWhまで) | 1契約 | 2480.00円 | 2483.60円 |
従量(121kWhから) | 1kWh | 20.80円 | 20.83円 |
託送料金の見直しによる影響は少ない
託送料金の見直しによる値上げの影響は少ないと言えます。
例えば、従量電灯B・契約電流30A・1カ月の使用電力量が260kWhの家庭の場合、値上げ前の電気料金が9,126円に対して、値上げ後は9,162円になり、値上げ率は0.39%、値上げ額は36円です。
託送料金は電力会社が独自に設定できるので、電力会社によって見直し後の金額は異なります。東京電力の場合は、プランにもよりますが託送料金の値上げ額が数円程度のため、見直し後の電気料金はほとんど変わりません。
また、2023年2月~10月まで政府は家庭向け電気料金に1kWhあたり7円の補助金を電力会社に支払っています。つまり、上記のケースで実際に支払う電気料金は9,162円から1,820円(260kWh×7円)を差し引いた、7,342円となります。
そのため、人によっては託送料金の値上げを実感しづらい可能性があります。
東京電力の本格的な値上げに備える必要はある
託送料金の見直しによる影響は少ないですが、東京電力の低圧契約の見直しによる影響は大きいと予想されます。次の表は、東京電力の主要な料金プランの年間電気料金をシミュレーションしたものです。
値上げ前(年間) | 値上げ後(年間) | 差額(年間) | 差額(月平均) | |
---|---|---|---|---|
従量電灯B | 76,619円 | 97,873円 | 21,254円 | 1,771円 |
従量電灯C | 108,181円 | 131,549円 | 23,368円 | 1,947円 |
夜トク8 | 169,600円 | 173,841円 | 4,241円 | 353円 |
プレミアムS | 207,756円 | 217,212円 | 9,456円 | 788円 |
スタンダードS | 97,121円 | 101,554円 | 4,433円 | 369円 |
スマートライフS | 88,013円 | 90,172円 | 2,159円 | 179円 |
表の料金は実際の電気料金と異なる可能性はありますが、低圧契約の見直しが行われれば、規制料金は1カ月あたり2,000円前後、自由料金は1カ月あたり500円前後の値上げが予想されます。
また、2023年11月以降は、政府の補助金がなくなるため、実際に支払う電気料金が上昇する可能性があります。
そのため、次のような値上げの対策を検討してみましょう。
- 節電
- 太陽光発電や蓄電池の導入
- 省エネ性能の高い住宅機器の購入
節電
東京電力の値上げで、値上げ率と値上げ額が大きいのは従量電灯Bや従量電灯Cなどの規制料金です。規制料金は従量制料金のため、使用電力量が多いほど電気量料金が割高になる傾向があるので、使用電力量を減らす節電は値上げ対策として有効です。
使わない部屋の照明を切る、電化製品をコンセントから抜くなど、簡単に行える節電から始めてみましょう。また、電球をLEDに買い替えるといった、省エネ性能に優れた電化製品に買い替えることで、使用電力量を抑えることもできます。
太陽光発電や蓄電池を導入する
太陽光発電や蓄電池などの住宅機器を導入すれば、電気料金の値上げの対策になります。
太陽光発電を設置すれば、太陽光による自家発電を行うようになるので、電気会社から購入する電力量を減らすことが可能です。
また、蓄電池があれば太陽光発電で発電した電気を貯めておく、電気量料金が安い時間帯に買電して高い時間帯の使用電力量を抑えるなどが可能になるので、結果として電気料金の節約につながります。
ただし、太陽光発電や蓄電池は高額な住宅機器なので、導入する際は補助金を活用しましょう。
省エネ性能の高い住宅機器の購入
省エネ性能の高い住宅機器を購入して、支出を抑えることも検討してみましょう。例えば、エコキュートは電気と空気の熱を利用してお湯を沸かす給湯器のため、ほかの給湯器に比べてお湯を沸かすためのランニングコストが抑えられています。
導入すれば電気料金は増えますが、お湯を沸かすためのランニングコストが大幅に削減できるので、結果的に見れば支出を減らすことができます。
まとめ
以上が、東京電力で実施された値上げの解説です。2023年4月1日より、東京電力では託送料金の見直しによる値上げが行われています。値上げの影響は小規模で、2023年2月~10月までは政府の補助金があるので、実感しづらいかもしれません。
一方で、低圧契約の見直しは2023年6月1日より行う予定です。政府の審査が終わっておらず、燃料価格の下落を受けて新しい料金が再提出されたこともあり、現時点で公開されている情報は多くありません。
しかし、実行されれば、規制料金が1カ月あたり2,000円前後値上げする可能性はあるので、エコキュートのような省エネ性能の高い住宅機器の導入を検討してみましょう。
「エコパパのお店」はエコキュートの仲介業者を減らし、大量に仕入れることでメーカー正規品を激安特価で提供しています。また、商品知識豊富な専門スタッフが丁寧に対応しています。エコキュートのことで質問したいことがありましたら、ぜひご連絡ください。