エコキュートの修理費用で損をしない!修理と買い替えを決めるポイント
2026年3月30日

エコキュートの調子が悪いとき、直すか新しいものにするか迷ったら、「10年」を基準に考えるのがおすすめです。なぜなら、お湯を作る機械はだいたい10年で寿命をむかえるからです。
たとえば、買ってから5年しかたっていないなら、数万円を払って直したほうが安くすむでしょう。しかし、12年使っているなら、直してもまた別の場所がこわれる可能性が高くなります。
まずは、おうちのエコキュートを買ってから何年たっているか確認してみてください。この記事では、こわれた場所ごとのエコキュートの修理費用や、お金で損をしない選び方をわかりやすく解説します。
エコキュートの修理費用はいくら?こわれた場所別の金額
エコキュートを直すためにかかるお金は、こわれた場所や症状によって変わります。
なぜなら、交換する部品のねだんや、直すための作業にかかる時間がそれぞれちがうからです。
まずは、よくある症状とお金の目安を、下の表で確認してみましょう。
| こわれている症状 | 修理にかかるお金の目安 | 直すのにかかる時間の目安 |
|---|---|---|
| お湯が出ない・あたたまらない | 2万円 〜 15万円 | 半日から1日くらい |
| どこかから水がもれている | 1万円 〜 5万円 | 数時間くらい |
| リモコンにエラーの文字が出る | 数千円 〜 5万円 | 数時間くらい |
ここからは、それぞれの症状について、さらにくわしく説明します。どんな部品がこわれているのか知っておくと、プロの人と話すときにも役立ちます。
お湯が出ない・あたたまらない時の修理費用
お湯が出ないときのエコキュートの修理費用は、2万円から15万円ほどかかります。
お湯を作るための大きな機械(ヒートポンプと呼ばれます)がこわれている可能性が高いと言えるからです。
たとえば、お湯の温度を調整する小さな部品を変えるだけなら、数万円でおさまります。しかし、お湯を作る機械の心臓部分をまるごと交換することになると、15万円近い高いお金がかかる場合もあります。
お湯が出ないときは無理に動かそうとせず、すぐにプロに見てもらいましょう。
水がもれている時の修理費用
水がもれている場合のエコキュートの修理費用は、1万円から5万円が目安になります。
水を通すパイプのつなぎ目や、すき間をうめるゴムの部品が古くなっていることが多いからです。
パイプのゴムを新しいものに変えるだけなら、1万円から2万円ほどですみます。ただ、お湯をためる大きな入れ物(タンク)にひびが入って水がもれていると、もっとお金がかかってしまいます。
水もれを見つけたら、水がムダにならないように水道の栓をしめて、早めに修理をお願いしてください。
エラーの文字が出る時の修理費用
リモコンに変な文字や数字(エラーコード)が出たときのエコキュートの修理費用は、数千円から5万円ほどかかります。
エラーの内容によって、ちょっとした設定のやり直しですむ場合と、中の機械を交換しなければならない場合があるからです。
たとえば、一時的なエラーなら、スイッチを入れ直すだけで元通りになります。しかし、機械の中のコンピューターがこわれていると、部品の交換でお金がかかってしまいます。
エラーの文字が出たら、まずは数字をメモして、使い方の本(説明書)を読んでみてください。本に書いてある通りにやっても直らないときは、プロを呼ぶ合図です。
エコキュートの修理費用を払う前に!保証の期間をたしかめよう
修理のお金を払う前に、まずは保証の期間内かどうかを必ず確認してください。
保証の期間内であれば、無料でお直ししてもらえるからです。
保証には、大きく分けて2つの種類があります。
- メーカーが最初からつけている無料の保証
- 買ったときにお金を払って入った「のびる保証(延長保証)」
それぞれの保証について、くわしく見ていきましょう。お金を払わずにすむかもしれないポイントです。
メーカーが無料で直してくれる期間
機械を作った会社は、はじめから無料の保証期間を用意しています。
ただし、エコキュートの部品ごとに、無料で直せる長さがちがうからです。
メーカーによって少し変わりますが、一般的な保証の長さは以下のようになっています。
- 本体全体:1年間から2年間
- お湯を作る機械(ヒートポンプ):3年間
- お湯をためる入れ物(タンク):5年間
まずは、説明書にはさまっている保証書を見て、今が無料の期間内かどうかをチェックしましょう。もし期間内なら、迷わずメーカーの相談窓口に電話をかけてください。
のびる保証(延長保証)に入っているか調べる方法
買ったときに「のびる保証(延長保証)」に入っていると、エコキュートの修理費用がかからない場合があります。
少しお金を払うことで、保証の期間を5年や8年、10年にのばせるサービスがあるからです。
たとえば、「10年保証」に入っていれば、8年目にエコキュートがこわれても、無料でお直ししてもらえます。
買ったお店でもらった書類やメールを探して、長い期間の保証に入っていなかったかを確認してみてください。もし書類が見つからなくても、買ったお店に電話で名前と住所を伝えれば、調べてくれるはずです。
エコキュートの修理費用をムダにしない!「修理」か「買い替え」か決めるポイント
エコキュートの調子が悪いとき、直すか新しくするか迷うものです。
そんな時は、「使い始めてから10年たっているか」を基準に考えてみましょう。
理由は、お湯を作る機械の寿命は、だいたい10年くらいと言われているからです。
どちらを選ぶべきか、わかりやすく表にまとめました。
<thメリットデメリット
| 買ってからの年数 | おすすめの選び方 | ||
|---|---|---|---|
| 10年たっていない | 修理して使う | 新しく買うよりも払うお金が少なくすむ | 直してもまた別の場所がこわれる不安が少しある |
| 10年をすぎている | 新しく買い替える | 何度もこわれる心配が減り、電気代も安くなる | 最初にお金をたくさん払わなければならない |
ここからは、年数ごとにどう行動すればよいか、くわしく説明します。おうちの状況に合わせて考えてみてください。
買ってから10年たっていないなら「修理」
使い始めてから10年たっていない場合は、直して使うのがおすすめです。
機械がまだ寿命をむかえておらず、悪い部品を新しくすれば元通りに使える可能性が高いからです。
たとえば、買ってから5年目でエラーが出た場合、数万円のお金を払って直せば、あと5年以上は安心して使えるでしょう。機械を作った会社に、直すための部品もきちんと残っている時期にあたります。
まずは、買ったお店や修理のプロに連絡をして、どこが悪いのか見てもらいましょう。まだ数年しか使っていないのに買い替えるのは、もったいない選択になってしまいます。
買ってから10年をすぎているなら「買い替え」
使い始めてから10年をすぎている場合は、新しいエコキュートへの交換をおすすめします。
機械全体が古くなっており、一度お金をかけて直しても、すぐに別の場所がこわれる可能性が高いからです。
たとえば、12年使ったエコキュートを10万円かけて直しても、次の月にまた別の部品がこわれて、さらにお金がかかるかもしれません。また、古すぎると直すための部品がすでに作られていない場合もあります。部品がないと、直したくても直せなくなってしまうのです。
10年以上使っていて調子が悪いなら、思い切って新しいものに変える準備を始めてみてください。
エコキュートの修理費用を少しでも安くするコツ
エコキュートの修理費用を少しでも安くおさえるには、早く気づいて行動するのが一番です。
症状が軽いうちなら、大きな部品を変えずにすむため、安いお金で直せるからです。
お金をかけないためのコツを、いくつか箇条書きで紹介します。
- いつもとちがう音がしたらすぐにプロへ点検をお願いする
- お湯の出が悪くなったら使い方の本(説明書)をよく読む
- 定期的に汚れをおとして、機械をきれいにしておく
- 台風や雷でこわれたときは、家の火災保険が使えるかたしかめる
たとえば、雷が落ちてエコキュートが動かなくなった場合、入っている保険の内容によっては、修理のお金が手元に戻ってくることがあります。自然の力でこわれたときは、自分のせいではないので保険に助けてもらえる可能性があるのです。
少しでもおかしいなと感じたらそのままにせず、すぐにお店やプロの会社に相談するように心がけてください。
失敗しない!エコキュートの修理をお願いする会社のえらび方
エコキュートを直す会社をえらぶときは、あわてて決めないように気をつけましょう。
なぜなら、会社によってかかるお金や対応のよさが大きくちがうからです。
悪い会社に頼んでしまうと、あとから高いお金を請求されるなどのトラブルにまきこまれるかもしれません。
よい会社を見つけるためのポイントを、以下の表にまとめました。
| えらぶポイント | 理由 |
|---|---|
| 複数から見積もりをとる | お金の相場がわかるから |
| 実績が多い | どんな故障でも直せる技術があるから |
| すぐに来てくれる | お湯が使えない不便な時間を減らせるから |
| 料金のくわしい説明がある | あとから追加でお金を払うトラブルを防げるから |
ここからは、会社えらびのコツをさらにくわしく説明します。安心して任せられる会社を見つけるために、覚えておいてください。
複数の会社に費用を聞いて比べる
直す会社を決める前に、必ず2つ以上の会社からいくらかかるかを聞いてみましょう。このことを「相見積もり(あいみつもり)」といいます。
1つの会社だけだと、そのお金が本当に正しいのかどうかわからないからです。
たとえば、Aという会社で「10万円かかります」と言われたとしても、Bという会社なら「5万円で直せますよ」と言ってくれるかもしれません。また、かかるお金の中身をていねいに教えてくれるかどうかもわかります。
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、お金で損をしないために、いくつかのお店に金額を聞いて比べてみてください。
スマートフォンやパソコンで検索すれば、複数の会社にまとめて金額を聞ける便利なサービスもあります。そういったものをうまく使いながら、一番納得できる会社をえらびましょう。
修理の経験が多くてすぐ来てくれる会社をえらぶ
エコキュートを直すときは、今までの修理の経験が豊富で、連絡したらすぐに来てくれる会社をえらびましょう。
経験がたくさんあるプロなら、どこが悪いのかを早く見つけて、確実にお直ししてくれるからです。
たとえば、お湯が出ないまま何日も待たされると、お風呂に入れず家族みんなが困ってしまいます。ホームページを見て、「今まで何千件も直しました」「連絡をもらったらその日のうちに行きます」と書いている会社なら安心です。
また、インターネットの口コミや評価もチェックしてみてください。
実際に直してもらった人の声を見て、信頼できるプロの会社にお願いするようにしましょう。
まとめ:エコキュートの修理費用で迷ったら「10年」を目安にしよう
エコキュートの調子が悪いとき、かかるお金やどうすればいいのかを説明してきました。
一番の判断基準は、今のエコキュートを使い始めてから「10年」たっているかどうかです。
お湯を作る機械の寿命はだいたい10年なので、これを基準にすると失敗が少ないからです。
最後にもう一度、この記事で伝えたかったことを箇条書きでまとめます。
- まずは保証期間を確認し、こわれた場所ごとの相場(数千円〜15万円)を知る
- 買ってから10年未満なら、費用を払って「修理」をえらぶ
- 買ってから10年以上なら、思い切って「買い替え」をえらぶ
- 会社をえらぶときは、複数のお店に金額を聞いて比べる
エコキュートは、毎日のお風呂や洗い物に欠かせない機械です。
急にお湯が使えなくなると、毎日の生活に大きく困ってしまいます。
もし今、おうちのエコキュートの調子が悪いと感じているなら、そのままにしてはいけません。
おうちのエコキュートがいつ作られたものかを確認して、一番よい方法をえらんでください。
まずは、買ったお店やプロの会社に連絡をして、今の状態を見てもらうことから始めましょう。

































