電気温水器の交換はエコキュートが正解!費用相場と電気代を安くするコツ
2026年2月24日

長年使い続けた電気温水器を交換するなら、迷わずエコキュートへの買い替えをおすすめします。
なぜなら、エコキュートは電気温水器に比べて電気の使い方が格段に効率的で、毎月の光熱費を劇的に抑えられるからです。近年の電気代高騰により、古い電気温水器を使い続けることは、家計にとって大きな負担になっています。
具体的には、電気温水器では月々5,000円〜8,000円かかっていたお湯まわりの電気が、エコキュートに変えるだけで2,000円以下に下がるケースが多くあります。初期費用は電気温水器より高くなりますが、数年分の電気代でその差額を十分に回収できます。
この記事では、電気温水器の寿命の見極め方から、エコキュートへの交換でどれだけお得になるのかを詳しく解説します。損をしない交換のタイミングを逃さないようにしましょう。
電気温水器の寿命はいつ?交換を検討すべき故障のサイン
家を建ててから、あるいは引越しをしてからずっと当たり前のように使ってきた電気温水器。実は、蛇口からお湯が出るのが当たり前だと思っている間に、機械の寿命は刻一刻と近づいています。
電気温水器の寿命は、一般的に15年程度といわれています。もちろん、20年以上動いているタフな機械もありますが、15年を過ぎたらいつ壊れてもおかしくない状態だと考えましょう。
設置から15年が買い替えのデッドライン
なぜ15年が目安なのかというと、メーカーが修理用の部品を保有しなくなる時期だからです。たとえ小さなパッキンの劣化やセンサーの故障であっても、部品がなければ修理不可となり、有無を言わさず丸ごと交換することになります。
特に冬場、急にお湯が出なくなると大変です。業者の手配や新しい機種の取り寄せに数日かかることもあり、その間はお風呂に入ることができません。完全に動かなくなる前に、「お湯の温度が不安定」「タンクの周りが湿っている」「変な音がする」といったサインを見逃さないようにしましょう。
【徹底比較】電気温水器 vs エコキュート!どっちが本当にお得?
「交換するのはわかったけれど、次も使い慣れた電気温水器でいいのでは?」と考える方も多いはずです。しかし、今の時代に電気温水器を新しく買い直すのは、わざわざ高い電気代を払い続ける道を選んでいるのと同じです。
ここでは、どれほどコストに差が出るのかを具体的に見ていきましょう。
【比較表】毎月の電気代と10年間のトータルコスト
まず、誰もが一番気になるお金の話をまとめました。
| 項目 | 電気温水器(従来型) | エコキュート(最新型) |
|---|---|---|
| 毎月の電気代(目安) | 約6,000円〜9,000円 | 約1,500円〜2,500円 |
| 年間の電気代(目安) | 約84,000円 | 約24,000円 |
| 本体・工事費(目安) | 約30万円〜45万円 | 約45万円〜60万円 |
| 10年間のトータルコスト | 約114万円 | 約74万円 |
※使用環境や電気料金プランによって変動しますが、傾向としてこれだけの差が出ます。
表を見ると一目瞭然です。10年間で計算すると、エコキュートの方が40万円近くも安く済むことがわかります。
電気代が1/3になる仕組み「空気の熱」の魔法
なぜこんなに安くなるのでしょうか。それは、お湯の作り方が根本的に違うからです。
電気温水器は、タンクの中にある巨大な電気ヒーターを使って、まるで電気ケトルのようにお湯を沸かします。これには膨大な電気が必要です。
対してエコキュートは、「ヒートポンプ」という技術を使います。これは、外の空気の中にある熱をかき集めて、電気の力でその熱をギュッと圧縮して高温にする仕組みです。
電気をそのまま熱にするのではなく、空気を温めるためのきっかけとしてしか電気を使わないため、電気温水器のわずか3分の1程度のエネルギーでお湯を沸かせてしまうのです。
買う前に知りたい!エコキュート交換のデメリットと失敗例
良いことばかりに見えるエコキュートへの交換ですが、事前にデメリットを把握しておくことで、後悔を防ぐことができます。よくある失敗例をもとに、注意点を確認しましょう。
湯切れのリスクと家族構成の変化
エコキュートは、夜間に沸かしたお湯をタンクに貯めて使う仕組みです。そのため、タンクの容量選びを間違えると、来客があった際や冬場にお湯が足りなくなる「湯切れ」が起きます。
電気温水器よりも効率よくお湯を作れますが、一度お湯がなくなると、昼間の高い電気料金でお湯を沸かし直すことになり、節約効果が薄れてしまいます。
水圧が弱く感じることがある
電気温水器も同様ですが、水道直圧式のガス給湯器から交換する場合、お風呂のシャワーの水圧が物足りないと感じるケースがあります。
最近では「高圧パワー給湯」といった機能を持つ機種が増えていますが、こうした機能がない標準タイプを選ぶと、2階にお風呂がある家などでは不便を感じるかもしれません。
低周波音による近隣トラブル
ヒートポンプユニットは運転中に低い音を出します。これが静かな夜間に響き、隣家の寝室が近いとトラブルになる場合があります。
設置場所を工夫したり、防音シートを活用したりする対策を最初から計画に入れることが、長く安心して使い続けるコツです。
損をしないためのエコキュート機種選び!3つの基準
エコキュートには多くの種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまいます。コスパを重視するなら、以下の3つの基準で選んでみましょう。
- 家族の人数+1人の容量を選ぶ
3人家族なら370リットル、4人以上なら460リットルが標準です。迷ったら、将来の家族構成の変化や来客を考え、ワンサイズ大きめを選ぶのが無難です。 - 給湯スタイルを決める(フルオート・オート・給湯専用)
ボタンひとつでお風呂が溜まる「フルオート」が主流ですが、初期費用を抑えたいならシンプルな「給湯専用」という選択肢もあります。ただし、利便性と節約のバランスを考えるとフルオートが最も選ばれています。 - お住まいの地域に合わせる
寒い地域なら「寒冷地仕様」、海の近くなら「耐塩害仕様」を選ばないと、故障のリスクが跳ね上がります。自分の地域に適したモデルを選ぶことが、結果として最も安く済みます。
交換費用を劇的に下げる!補助金と業者選びの裏技
エコキュートへの交換を決めたら、次は「いかに安く、かつ安全に」工事を行うかです。ここでは、知っているだけで10万円以上の差が出るお得な情報を紹介します。
国からもらえる給付金を使い倒す
現在、国や自治体は「省エネ家電への買い替え」を強く進めています。
特に2026年度も継続されている給付金制度を活用しない手はありません。
電気温水器からエコキュートに買い替える場合、通常の補助金に加えて撤去費用への加算金が出るケースも多くあります。
これらを組み合わせると、8万円から最大で15万円程度の補助を受けられる可能性があります。
ただし、補助金は予算が決まっており、早い者勝ちです。壊れてからではなく動いているうちに検討を始めるのが、補助金を確実に受け取るコツです。
工事費込みの格安プランに潜む「追加費用」の罠
チラシやインターネットで「エコキュート工事費込みで20万円!」といった極端に安い広告を見かけることがあります。
しかし、ここには注意が必要です。「標準工事費」という言葉には、古い温水器の処分代や、新しい土台の作成費用が含まれていないことがあります。
いざ工事が始まってから「配管が合わないので追加費用です」と言われ、結局高くついてしまったという失敗談は後を絶ちません。
良い業者は「現地調査」の丁寧さで見極める
失敗しないための最大の防御策は、必ず現地調査をしてもらうことです。
電話やメールだけで見積もりを出す業者ではなく、実際に家に来て、
- タンクの運び出しルートがあるか
- ヒートポンプを置く土台はしっかりしているか
- 今のブレーカーの容量で足りるか
これらを細かくチェックしてくれる業者は信頼できます。丁寧な現地調査があれば、後から追加費用が発生するリスクを最小限に抑えられます。
最短1日で完了!交換工事の流れと当日までにやるべきこと
「お湯が使えない期間が長いと困る」と心配される方も多いですが、電気温水器からエコキュートへの交換工事は、通常1日(約4〜7時間)で終わります。
- 古い電気温水器の取り外し・撤去(1〜2時間)
- 新しい土台の調整とタンクの設置(1〜2時間)
- ヒートポンプユニットの設置と配管・電気接続(2時間)
- 試運転と使い方の説明(1時間)
朝から工事を始めれば、その日の夜には新しいエコキュートで沸かしたお湯でお風呂に入ることが可能です。
工事当日までに、タンク周りの荷物を片付けておき、作業員がスムーズに動けるようにしておくだけで、工事時間はさらに短縮されます。
まとめ:電気温水器からエコキュートへの交換は、補助金で初期費用を抑えつつ、毎月の電気代を1/3にする最強の固定費削減術
電気温水器の交換について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
結論として、電気温水器の寿命が近づいているなら、エコキュートへ交換するのが最も家計に優しい選択です。
初期費用は確かに高くなりますが、補助金を活用すれば負担を減らせますし、何より毎月の電気代が3分の1以下になるメリットは計り知れません。
最後に、今回学んだポイントを振り返りましょう。
- 電気温水器の寿命は15年。壊れる前の交換が安心。
- エコキュートに変えると、10年間で約40万円の節約になる。
- 湯切れや設置場所などのデメリットを事前に把握しておく。
- 補助金(給付金)を使えば、10万円前後の負担軽減が期待できる。
- 丁寧な現地調査を行う業者選びが成功のポイント。
お湯は毎日使うものです。電気代の心配をしながらお風呂に入るよりも、最新の省エネ設備で心地よい毎日を過ごしましょう。
まずは、お近くの信頼できる業者に「エコキュートへの交換見積もり」を依頼することから始めてみてください。


































