エコキュートの交換費用を安くするコツ!補助金や相場をプロがやさしく解説
2026年5月15日

エコキュートの交換を考えたとき、一番気になるのはやはりお金のことですよね。
結論からお伝えすると、エコキュートの交換費用は補助金を賢く使うことで、10万円以上も安く済ませる見込みがあります。なぜなら、国がいま、地球環境を守るために省エネ性能が高いお湯沸かし器への買い替えを強力に応援しているからです。実際に、この制度を知っているかどうかだけで、最終的な支払額に大きな差が出ます。
この記事では、いま現在の費用の相場から、出費を安く抑えるコツ、補助金の申請方法まで、初めての方にもわかりやすく説明していきます。損をしないために、まずは基本の知識から身につけていきましょう。
エコキュートの交換費用はいくら?最新の相場をチェック
エコキュートを新しいものに取り替えるとき、どれくらいのお金がかかるのか気になりますよね。結論からいうと、エコキュートの交換にかかる金額は40万円から60万円くらいが目安です。
なぜこれくらいのお金がかかるのかというと、機械そのものの値段に加えて、古い機械を外して新しいものを設置する作業の料金が含まれるためです。ここでは、金額が決まる仕組みをわかりやすく見ていきましょう。
本体価格と工事費の合計が基本の金額
お店でもらう見積もりには、大きく分けて「機械の値段」と「作業の料金」の2つが書かれています。
- 機械の値段:エコキュート本体やお風呂のリモコンなどの部品代
- 作業の料金:古い機械を外す、新しい機械を運ぶ、線をつなぐなどの工事代
インターネットの広告などで「エコキュートが15万円!」と安く売られているのを見かけるかもしれません。しかし、それは機械だけの値段である場合がほとんどです。実際に家でお湯を使えるようにするには、必ずプロの作業が必要になります。そのため、一部のお金だけでなくトータルの金額で比べるようにしましょう。
タンクの大きさや機能で値段が変わる
エコキュートの値段は、お湯を貯めておく「タンクの大きさ」と「お風呂の便利機能」によって変わります。家族の人数に合わせて、ぴったりのサイズを選ぶことが節約の第一歩です。
| 家族の人数 | タンクの大きさ | トータル金額の目安 |
|---|---|---|
| 2人〜3人 | 300リットルくらい | 40万円〜45万円 |
| 3人〜5人 | 370リットルくらい | 45万円〜50万円 |
| 4人〜7人 | 460リットルくらい | 50万円〜60万円 |
また、ボタンひとつでお風呂のお湯はりから保温までやってくれる「フルオート」という種類は、値段が少し高くなります。反対に、蛇口をひねってお湯をためるだけのシンプルな「給湯専用」は安く済みます。毎日の生活にどんな機能が合っているかを考えて、無駄のない機械を選びたいですね。
交換にかかる費用の内訳を知って無駄な出費を防ごう
見積もりをもらったとき、一番下の合計金額だけを見て決めるのは少し危険です。結論として、何にいくらお金がかかっているのか「内訳」をしっかり確認しましょう。
その理由は、中身を知っておくことで、必要のないお金を払わされたり、後から追加で請求されたりするトラブルを防げるからです。まともな業者の見積もりには、次のような項目が細かく書かれています。
- 機械本体とリモコンの代金
- 基礎工事代(機械を乗せるコンクリートの台を作るお金)
- 配管工事代(水やお湯が通る管をつなぐお金)
- 電気工事代(電気の線を正しくつなぐお金)
- 撤去・処分代(古くなった機械を引き取って捨てるお金)
もし、見積もりに「工事一式」とだけ書かれていて、細かい中身がまったくわからない場合は要注意です。後になって「古い機械を捨てるのは別料金です」と言われるかもしれません。「この項目は何の料金ですか?」と聞いて、きちんと答えてくれる業者を選ぶと安心です。内訳をしっかり見るクセをつけて、納得できるお買い物をしましょう。
国や自治体の補助金を使って交換費用を安くする方法
エコキュートを取り替えるとき、まとまったお金が必要になります。結論からお話しすると、国や住んでいる町の補助金をもらうことで、負担をぐっと減らせる見込みがあります。
その理由は、地球の環境を守るために、国や町が「電気をあまり使わない機械」へのお買い替えを応援しているからです。手続きを忘れずに行えば、後から数万円から十数万円のお金が戻ってきます。もらえるお金はしっかり受け取って、家計へのダメージを少なくしましょう。
国の最新補助金制度「給湯省エネ事業」を使いこなす
国が中心となって行っているのが「給湯省エネ事業」という大きな補助金の制度です。これは、古い機械から、より省エネ性能が高い新しいエコキュートに変える人にお金を配る仕組みになります。もらえる金額は、選ぶ機械の性能によって変わります。
| 機械の性能レベル | もらえる金額の目安 | どんな機械? |
|---|---|---|
| 基本の省エネタイプ | 約8万円 | 国の基準をクリアした標準的な機械 |
| 高性能なタイプ | 約10万円〜 | より電気を使わずにお湯を作れる機械 |
| さらに特別な機能付き | 約12万円〜 | 太陽の光で作った電気と連携できる機械など |
(※金額や条件は年度によって変わる場合があります)
このお金をもらうための注意点は、自分で市役所などへ行くのではなく、工事をする業者が代わりに申請の手続きをするルールになっていることです。そのため、「給湯省エネ事業の登録業者」に選ばれているお店にお願いする必要があります。見積もりを頼むときに「国の補助金は使えますか?」と忘れずに聞いてみてください。
自治体独自の補助金も見逃さないで
国からもらえるお金とは別に、みなさんが住んでいる都道府県や市区町村からも、独自の補助金が出ているケースがあります。
たとえば「エコな暮らし応援制度」といった名前で、1万円から5万円ほどのお金がもらえる町もあるのです。国の補助金と町の補助金を両方合わせてもらえる場合もあるので、見逃すともったいないですよね。
町のホームページで「エコキュート 補助金 ○○市」と検索するか、市役所の窓口で直接聞いてみるのが確実な調べ方です。ただし、町の補助金は「先着順」や「予算がなくなり次第終了」となることが多いため、早めに動くのがお金を安く済ませるポイントになります。
費用を安くするために絶対にやっておきたい3つのコツ
補助金を使う以外にも、出費を抑えるための工夫があります。結論として、複数の業者を見比べることと、早めの準備をすることが出費を抑える近道です。
焦って適当に決めてしまうと、相場より高いお金を払う羽目になりかねません。ここでは、誰もが簡単にできる3つのコツを紹介します。
- 3社以上の業者から見積もりをもらう
- 機械が完全に壊れる前に交換の相談をする
- 家族の人数に合った大きさを選ぶ
1つ目は、見積もりの比べ方です。1つの会社だけで決めるのではなく、必ず3つくらいの会社から見積もりをもらいましょう。これを相見積もり(あいみつもり)と呼びます。お店によって機械の割引率や工事のお金が違うので、見比べることで一番安いところや、親切なところを見つけられます。
2つ目は、動くタイミングです。お湯が完全に出なくなってから慌てて業者を呼ぶと、他のお店と比べる時間がありません。「今日中に直せるならいくらでもいい」という気持ちになり、高い業者に頼んでしまいがちです。お湯の温度が安定しなくなってきたら、早めに交換の準備を始めましょう。
3つ目は、適切なサイズ選びです。大きな機械ほど値段が高くなります。子どもが独立して夫婦2人だけになったのに、昔と同じ大きなタンクの機械を選ぶと、余分なお金を払うことになります。今の生活にちょうどいい大きさを選ぶことで、機械の値段そのものを数万円安くできます。
安いだけで選ぶのは危険?業者選びで失敗しないポイント
エコキュートを交換するなら、少しでもお金をかけたくないと思うのは当然のことですよね。しかし、結論として、値段の安さだけで工事をお願いするお店を選ぶのはおすすめしません。
なぜなら、極端に安い業者は、手抜き工事をしたり、必要な手続きを省いたりするリスクが潜んでいるからです。結果的にすぐ壊れてしまい、修理代が高くつくケースは世の中にたくさんあります。失敗を防ぐために、以下のポイントをチェックしてください。
きちんとした資格と豊富な実績があるか
エコキュートの設置工事には、水と電気の両方を扱う専門的な知識が求められます。そのため「第二種電気工事士」や「給水装置工事主任技術者」といった、国が認めた資格を持つスタッフがいるかどうかが、見極めの基準になります。
資格を持たないアルバイトのような人が工事をすると、水漏れや漏電(電気が外に逃げてしまうこと)の危険性が高まります。ホームページを見て、これまでの工事の件数や、お客様の感想がたくさん載っているお店を選ぶと安心です。
アフターサービスと保証の内容をチェック
機械本体のメーカー保証とは別に、お店独自の「工事保証」があるかどうかも確認しましょう。万が一、つないだ管から水が漏れてしまった時などに、無料で直してくれる約束のことです。
| 保証の種類 | どんな内容? | 期間の目安 |
|---|---|---|
| メーカー保証 | 機械そのものの初期不良や故障を直す | 1年〜5年 |
| 工事保証(施工保証) | 業者の作業ミスによる水漏れなどを直す | 8年〜10年 |
安い業者の中には、この工事保証が一切ないところもあります。最低でも8年以上の保証をつけてくれる業者を選ぶのが、長く使い続けるための賢い選択になります。
交換するならいつが良い?寿命の目安とお得なタイミング
お金の準備や業者の比較をするためには、交換の時期を見極めることが欠かせません。結論からお伝えすると、使い始めてから10年を過ぎて調子が悪くなってきた時が、一番お得に交換できるベストなタイミングです。
その理由は、完全に動かなくなってからでは、じっくりお店を比較する時間がなくなってしまうからです。
寿命のサインを見逃さず早めに行動する
エコキュートの寿命は、だいたい10年から15年くらいと言われています。次のような症状が出始めたら、機械が限界を迎えているサインです。
- お湯の温度が安定しない(急に熱くなったり冷たくなったりする)
- お湯はりが終わるまでに、前よりも長い時間がかかる
- 外のタンクから、聞いたことのないような低い音が鳴っている
- エコキュートの周りの地面が、雨も降っていないのに濡れている
これらのサインに気づいたら、まだお湯が出るうちに見積もりを取り始めましょう。「完全に壊れていないのにもったいない」と思うかもしれませんが、お湯が出なくなってから慌てて探すと「今日中に直せるならいくらでもいい」という心理になり、高い業者に頼んでしまいがちです。
季節によって変わる?狙い目の時期を知ろう
実は、エコキュートの交換には「おすすめの季節」があります。冬は寒さで機械が壊れやすくなるため、どこの業者も修理や交換の依頼で大忙しになります。順番待ちになりやすく、値引きの相談にも乗ってもらいにくくなる傾向があります。
反対に、春から秋にかけての暖かい時期は、業者のスケジュールに比較的ゆとりがあります。この時期に相談を持ちかけると、工事の日程も合わせやすく、少しだけ値段を安くしてもらえる可能性が高まります。機械の調子がおかしいと感じたら、冬が来る前の暖かい季節に動き出すのが、お金と時間に余裕を持たせるためのコツになります。
まとめ:エコキュートの交換費用は補助金と業者選びで賢く安く済ませましょう
今回は、エコキュートを新しいものに取り替える時にかかるお金の相場や、出費を減らす方法について詳しく解説しました。
機械の値段と工事の料金を合わせると40万円から60万円という大きなお金が必要になります。しかし、見積もりの内訳をきちんと確認することで無駄な支払いを防ぐことは十分に可能です。さらに、国や住んでいる町の補助金制度を忘れずに申請すれば、数万円から十数万円も家計への負担を軽くする見込みがあります。
また、業者を探す時は、必ず3つ以上のお店から見積もりをもらってください。その中で、値段の安さだけでなく、必要な資格を持っているか、10年先まで面倒を見てくれる保証があるかをしっかり見比べるのが失敗しないコツになります。
お湯が出なくなるトラブルは、毎日の生活に大きなストレスを与えます。使い始めてから10年を過ぎて、少しでも機械の調子がおかしいと感じたら、余裕を持って次の準備を始めましょう。事前の知識と早めの行動が、結果的に一番の節約につながります。
エコキュートの交換費用は、補助金の活用と複数業者の比較で賢く安く済ませるのが基本です。



































