マンションの電気温水器はお得なエコキュートへ交換!乗り換えの条件
2026年6月24日

マンションの電気温水器が古くなったら、毎月の電気代が安くなる「エコキュート」への交換をおすすめします。
空気の熱を利用してお湯を作る仕組みに変わり、光熱費をぐっと減らせるからです。
たとえば、電気温水器からマンション用のエコキュートに変えるだけで、お湯にかかるお金が3分の一ほどに減るケースもあります。ただし、機械を置く場所やマンションのルールなどの条件をクリアしなくてはいけません。
毎月の生活費を節約するためにも、まずは自分のマンションで乗り換えができるか、必要な条件をチェックしてみましょう。ここからは、具体的なメリットや失敗しない選び方を詳しく解説します。
マンションの電気温水器はエコキュートに交換するのがお得?
マンションにお住まいで、古くなった電気温水器の交換を考えているなら、エコキュートを選ぶのがおすすめです。
なぜなら、毎月のお湯にかかる電気代がぐんと減るからです。
今ある機械と同じ電気温水器に交換するよりも、少し機械の値段が高くても、長い目で見ると生活費が浮いて家計が助かります。
ここから、どれくらいお得になるのかを具体的に見ていきましょう。
エコキュートにすると毎月の電気代が安くなる
電気温水器からエコキュートに変える一番の理由は、毎月の電気代が大きく下がるからです。
お湯の作り方がまったくちがうため、使う電気が少なくてすむのです。
電気温水器は、ヒーターの熱だけで水をお湯にします。一方でエコキュートは、外の空気にある熱を集めてお湯を作ります。空気の力を借りるため、ヒーターだけでお湯をわかすよりも、使う電力が約3分の一で済みます。
たとえば、毎月のお湯代が半分以下になるご家庭もあります。1ヶ月で数千円のちがいでも、10年使い続ければ何十万円というお金が浮く計算になり、家計が大助かりです。
マンション専用のスマートなエコキュートがある
「マンションのせまい場所にも置けるの?」と心配になるかもしれません。ですが、安心してください。
最近は、せまい通路や限られた場所にも置けるように作られた「マンション専用のエコキュート」が各メーカーから発売されているからです。
一軒家用の大きな機械とはちがい、うすい形をしていたり、背が低かったりして、ベランダや通路の決められたスペースにすっきりと収まります。
そのため、機械の大きさで諦める必要はありません。まずは自宅の置き場所に合うサイズがあるか、カタログなどで調べてみましょう。
マンションで電気温水器からエコキュートへ乗り換える条件
電気代が安くなって家計にやさしいエコキュートですが、すべてのマンションで必ず交換できるわけではありません。
マンションならではの、守るべき決まりや置き場所の制限があるからです。
もし勝手に機械を替えてしまうと、あとから管理会社から注意を受けたり、ご近所とトラブルになったりする恐れがあります。
スムーズに交換工事を進めるために、まずは自分のマンションでクリアするべき2つの条件を確認しましょう。
機械を安全に置くスペースがあるか確認する
一つ目の条件は、機械を置くための十分な広さがあるかどうかです。
エコキュートは、お湯をためる「タンク」と、お湯を作る「ヒートポンプ」という2つの機械をセットで置く必要があるからです。
電気温水器はタンクひとつだけで済みますが、エコキュートはヒートポンプ(エアコンの室外機のようなもの)が追加されます。そのため、今までよりも少し広い場所が必要です。
ベランダや通路に2つの機械を置けるか、業者さんにしっかり長さを測ってもらうのが確実です。もし置けない場合は、うすい形のタイプが入るか相談してみてください。
マンションの管理組合が定めたルールをチェックする
二つ目の条件は、マンションの管理組合が作ったルール(管理規約)を守れるかです。
マンションはみんなで住む場所なので、勝手に大きな機械を入れたり、外の見た目を変えたりしてはいけない決まりがあるからです。
たとえば、「ベランダに重い機械を置いてはいけない」「決められた場所以外にヒートポンプを置いてはいけない」といったルールがある場合、エコキュートに交換できないケースもあります。
まずはマンションの管理人さんに聞くか、管理規約というルールブックを読んで、交換しても問題ないか確かめておきましょう。
マンションで電気温水器を選ぶときの失敗しないポイント
マンションでエコキュートなどの新しいお湯の機械に変えるとき、どれを選べばいいか迷いますよね。
カタログを見るとたくさんの種類があって、難しく感じるかもしれません。電気温水器やエコキュートは、一度買うと10年以上使い続ける機械です。だからこそ、日々の生活にしっかり合うものを選ぶのが失敗を防ぐコツになります。
ここでは、買ってから「お湯が足りない」「使いにくい」と後悔しないためのポイントを2つ紹介します。
自分のお家にぴったりの機械を探すためのヒントにしてくださいね。
家族の人数に合うタンクのサイズを見つける
いちばん失敗しやすいのが、お湯をためるタンクの大きさをまちがえることです。
毎日使うお湯の量は家族の人数によって変わるため、小さすぎるタンクを選ぶと、すぐにお湯がなくなって生活に困ってしまうからです。
たとえば、家族4人で住んでいるのに2人用の小さなタンクを選ぶと、夜にお風呂に入っている途中で水しか出なくなる恐れがあります。
反対に、2人暮らし健全なのに大きすぎるタンクを選ぶと、使わない分のお湯まで毎日作ることになり、電気代の無駄づかいにつながります。
目安としては、2〜3人家族なら300リットルくらい、3〜5人家族なら370リットルくらいのサイズを選ぶのがおすすめです。
まずは今の電気温水器のサイズを確認して、普段お湯が足りているか家族で話し合ってみましょう。
お風呂の入り方に合わせて機能を選ぶ
もうひとつのポイントは、家族のお風呂の入り方に合わせて「お湯を出す機能」を選ぶことです。
ボタンひとつで機械がどこまで自動でやってくれるかによって、本体の値段と日々の使いやすさが大きく変わるからです。
大きく分けて、以下の3つのタイプがあります。
- フルオートタイプ:お湯はりから、温度のやり直し、お湯の追加まで、すべてボタンひとつで全自動で行う
- オートタイプ:お湯はりだけ自動でやってくれて、お湯の追加などは自分でボタンを押す
- 給湯専用タイプ:蛇口をひねってお湯を出すだけのシンプルな作り
家族みんなでお風呂に入る時間がバラバラなら、いつでも温かいお湯を保ってくれるフルオートタイプが便利です。
一人暮らしでシャワーだけですませることが多いなら、一番値段が安い給湯専用タイプで十分足ります。
普段の生活を振り返って、一番ストレスなく使える機能を選んでみてください。
マンションでの交換工事にかかる費用と時間の目安
いざ新しい機械に買い替えようと思ったとき、一番気になるのは「お金はいくらかかるのか」「工事は何日かかるのか」ですよね。
あらかじめ目安を知っておけば、安心して業者さんにお願いできます。
ここでは、マンションで電気温水器からエコキュートへ交換する場合の、おおよその費用と時間を表にまとめました。
| 確認する項目 | かかる目安 | 理由や内訳 |
|---|---|---|
| 機械の本体価格 | 約20万円〜40万円 | タンクのサイズや、自動でつく機能の多さによって値段が変わるため |
| 交換の工事費用 | 約15万円〜20万円 | 古い機械を捨てるお金や、新しい配管をつなぐ作業代が含まれるため |
| 全体にかかる費用 | 約35万円〜60万円 | お店や業者さんによって割引があるため、金額に幅がある |
| 工事にかかる時間 | 約1日(半日〜8時間) | 朝から始めれば、その日の夕方や夜には新しいお湯が使えるようになる |
このように、マンションでの交換工事には約35万円から60万円ほどのお金がかかります。
決して安い買い物ではありませんが、毎月の電気代が大きく減ることを考えれば、数年で元がとれる計算になります。
また、工事にかかる期間は1日だけで終わるケースがほとんどです。
朝に工事を始めれば、その日の夜には新しいお湯でお風呂に入れるため、何日も外の銭湯に通う心配はありません。
ただし、マンションのルールによっては特別な工事が必要になり、お金や時間が追加でかかる場合もあります。
工事を頼むときは、ひとつの会社だけでなく、2〜3の会社から見積もりをもらうのが賢い方法です。
料金を比べられるだけでなく、担当の人がマンションの決まりに詳しいかどうかも確認できるからです。
まずは無料で見積もりを出してくれる業者さんに、お部屋を見てもらうのが一番安心です。
マンションで電気温水器の工事をするときの注意点
マンションでお湯の機械を交換するときは、一軒家とはちがう特有の気配りが必要になります。
たくさんの人が同じ建物の中で一緒に暮らしている場所だからです。
知らずに工事を始めてしまうと、ご近所の方に不快な思いをさせたり、マンションの共用スペースを傷つけてしまったりして問題になることがあります。
工事をスムーズに終わらせて、その後の生活を気持ちよくおくるために、気をつけるべき2つのポイントを説明します。
工事の音でご近所に迷惑をかけないよう配慮する
まず気をつけたいのは、工事中に出る大きな音や職人さんの出入りについてです。
古い機械を運んだり、新しい配管をつなぎ合わせたりするときに、どうしても大きな作業音が響いてしまうからです。
とくにマンションは、壁や床を通じて上下左右のお部屋に音が伝わりやすい構造になっています。
平日の昼間であっても、お家で仕事をされている方や、小さなお子様がお昼寝をしているご家庭もあるかもしれません。
トラブルを防ぐためには、工事の日が決まったら、事前にお隣や上下のお部屋の方へ「◯月◯日に工事をします」と一言挨拶をしておくのが良い方法です。
あらかじめわかっていれば、まわりの方も心の準備ができるため、苦情になるリスクを減らせます。
機械を運び込む通路やエレベーターの広さをはかる
もうひとつの見落としがちなポイントは、機械を運ぶルートの広さを確認することです。
せっかく新しいエコキュートを買っても、お部屋まで運ぶ通路がせますぎると、部屋の中に持ち込めないケースがあるからです。
電気温水器もエコキュートも、人間の背の高さほどある大きくて重たい機械です。
そのため、以下のような場所の横幅や高さをしっかり測っておく必要があります。
- マンションのエレベーターの入り口と中の広さ
- 外の共有廊下の階段や曲がり角のスペース
- お部屋の玄関ドアやベランダへ通る窓の大きさ
もしエレベーターに乗らない場合は、階段で何階も上まで手で運ぶことになり、臨時の作業代が追加されてしまうこともあります。
工事を頼む前に、業者さんにお部屋までの通り道を一度歩いてもらい、安全に運べるルートがあるかチェックしてもらうのが一番確実です。
まとめ:マンションの電気温水器は条件をクリアしてエコキュートで節約しよう
最後に、この記事でご紹介したポイントを分かりやすく振り返ります。
マンションの電気温水器が古くなったら、お湯にかかるお金を減らせるエコキュートへの乗り換えがおすすめです。
ただし、一軒家とはちがってマンションならではのルールや置き場所の条件があります。
- エコキュートにすると、使う電気が約3分の一になり電気代が安くなる
- せまい場所にも置けるマンション専用の薄型タイプがある
- 交換には「置き場所の広さ」と「管理組合のルール」のクリアが必要
- 家族の人数に合うタンクのサイズ(目安:3人なら300〜370リットル)を選ぶ
- 工事の費用は35万〜60万円ほどで、時間は約1日で終わる
- 工事の前にはご近所への挨拶と、運び込む通路の広さの確認を忘れない
毎月かかる電気代は、少しでも安く抑えたいものですよね。
今ある電気温水器の調子が悪かったり、買ってから10年以上が経っていたりする場合は、次の交換のタイミングでエコキュートを検討してみてはいかがでしょうか。
まずはマンションのルールを確認し、信頼できる業者さんに見積もりを頼むことから始めてみてください。
早めに計画を立てることで、慌てることなく、家計に一番優しいお得な選択ができます。


































