コロナのエコキュートE25エラーはリセットで直る?修理費と買い替えの目安
2026年10月28日

コロナ製のエコキュート(電気でお湯を沸かす給湯器)でE25のエラーが出た場合、リセットで直らなければ作られた年から10年を区切りに修理か買い替えかを判断してください。E25はお湯の温度を合わせる部品の故障であり、10年以上使っていると直しても別の部品が次々に壊れる確率が高いからです。
たとえば、使い始めてから8年なら、約2万円から3万円の部品交換で直します。しかし、12年使っているなら、修理しても半年後に別の場所が壊れて余計なお金が飛んでいく事態がよく起きます。
まずは自分でできるリセットを試し、直らなければ本体の作られた年を調べてから業者を呼びましょう。
コロナのエコキュートでE25が出た場合の最初の対処法
画面にE25の文字が出た場合、まずは自分でリセットの操作を試してください。機械の一時的なエラーであれば、ボタンを押すだけで表示が消えていつも通りお風呂に入れます。
リモコンのボタンを使ったリセット手順
家の中にあるリモコンを使って、エラーの文字を消す手順を説明します。台所とお風呂場にリモコンがある場合、基本的には台所のパネルを操作します。
- 台所のリモコンの画面がついているか確認する
- 「確定」または「決定」のボタンを3秒以上押し続ける
- 画面のE25という文字が消えたか確かめる
ボタンの名前は、機械が作られた年代によって少し違います。もし「確定」ボタンがない機種なら、「メニュー」と「戻る」を同時に長押しするタイプもあります。エラーが消えた後、試しにお湯を出して設定した温度通りの熱さになれば問題ありません。
電気を遮断するスイッチでの本体リセット
リモコンの操作で文字が消えないなら、家の外にあるタンクのスイッチを使って機械そのものを再起動させます。パソコンの電源を一度切って入れ直すのと同じ理屈です。
- 外にある大きなタンクの正面の小さなカバーを開ける
- 中にある漏電を防ぐスイッチ(小さなつまみやレバー)を下へ動かす
- 1分ほど待ってからレバーを上の元の位置に戻す
- 家に戻りリモコンの画面からエラーが消えたか見る
外のタンクのカバーは、プラスドライバーがないと開かないものと、手で外せるツメがついているものがあります。雨の日にこの作業をする時は、機械の内部に水が入らないよう傘をさしながら操作してください。
E25エラーの原因はお湯の温度を調整する部品の故障
2つの方法を試してもエラーが消えない、あるいは一度消えても数日後にまた出る場合、機械の内部の部品が壊れています。E25は、お風呂の湯船に送るお湯の温度を合わせる部品が動かなくなったという合図です。
タンクの中にある熱いお湯と水を混ぜ合わせて、ちょうどいい温度にするための弁に不具合が起きています。水に含まれる成分が固まって弁に詰まったり、単純に部品が古くなって動かなくなったりするのが原因です。
部品が壊れてもお湯自体はシャワーで使える
このエラーが出た時にもっとも困るのは、自動でお風呂にお湯をためられないことです。しかし、部品の故障箇所がお風呂の配管だけなら、シャワーや台所の蛇口からはお湯が出ます。
設定した温度のお湯が出るか、まずはシャワーを出して触ってみてください。もしシャワーから普通にお湯が出るなら、修理の人が来るまでの数日間は銭湯に行かずにしのげます。
ただし、シャワーのお湯の温度を合わせる別の部品まで一緒に壊れていると、お湯の温度が安定しません。水しか出ないこともあれば、設定した温度に関係なく突然熱湯が出てくる危険があります。
シャワーのお湯が少しでも熱すぎたり冷たすぎたりした場合は、無理に使わずすぐにお湯を止めてください。お湯の温度を調整する機能が完全に失われている証拠です。やけどを防ぐためにも、その日はお湯を使うのを諦めて業者を待つしかありません。
修理を頼む前に確認すべき保証の期間と作られた年数
リセットを試してもエラーの文字が消えない場合、業者へ連絡する前に本体の保証の期間と作られた年を必ず確認してください。修理にかかるお金を誰が払うのか、そもそも部品があって修理自体ができるのかがこの2つの数字で決まるからです。
本体の側面や、お湯をためる大きなタンクの正面には、必ず銀色のシールが貼ってあります。そこに書かれている作られた年を見て、今の年から引き算をします。
買ったばかりの家で使い始めてから2年から3年しか経っていないなら、メーカーの無料の保証が使えます。コロナのエコキュートは、本体が2年、熱をつくる室外機が3年、お湯をためるタンクが5年の保証をつけています。この期間の中であれば、部品が壊れていても自分でお金を払う必要はありません。
また、家を建てた時に有料で期間を延ばす保証に入っているケースもあります。ハウスメーカーや工務店からもらった分厚い書類の束の中に、8年や10年の保証書が紛れていないか探してみてください。保証書があるなら、そこに書かれている連絡先に電話をするだけでお金をかけずに直せます。
作られてから10年以上経っている場合は、メーカーに直すための部品の在庫がない確率が高くなります。家電のメーカーは、製品を作るのが終わってから部品を保管しておく義務を10年と定めています。11年目以降は「直したくても古い部品がないため修理できない」と断られる事態がよく起きます。
メーカーへ修理を頼んだ場合の費用の目安
保証の期間が過ぎていて実費で直す場合、部品を新しくするのにかかるお金の相場は2万円から3万円です。ここには部品そのものの値段に加え、作業員の出張にかかるお金や技術にかかるお金がすべて含まれます。
部品の交換だけで済む場合の相場
E25の原因である、お湯の温度を調整する部品だけを新しくする場合、内訳はおよそ以下のようになります。
- 部品の値段:5,000円から8,000円
- 作業員が来るための出張のお金:3,000円から5,000円
- 部品を入れ替える技術のお金:10,000円から15,000円
すべて合わせると最低でも2万円ほどの出費を覚悟しなければなりません。作業にかかる時間は1時間から2時間程度で、部品の在庫さえあれば業者を呼んだその日のうちにお風呂に入れるようになります。
街の水道屋さんに頼むと出張のお金が安くなるように見えますが、エコキュートの中の仕組みを触るにはメーカー専用の知識が要ります。結果的にメーカーの修理の窓口へ回されて余計な時間がかかるため、最初からコロナのお客様センターへ電話をかけるのがもっとも確実です。
複数の部品が傷んでいる場合の追加費用
長く使っている機械の場合、一つの部品を直してもすぐ横の別の部品が連鎖して壊れる現象が起きます。とくに、お湯を送り出すポンプの部品や、頭脳にあたるコンピューターの基盤が傷んでいると、直すためのお金は一気に跳ね上がります。
温度を調整する弁と一緒にポンプも新しくすることになった場合、部品の代金と作業のお金が追加されて、すべて合わせた金額が5万円を超えるケースもめずらしくありません。
修理の人が家に来た時は、問題が起きた部品だけでなく、他の場所にも水漏れやサビがないかを必ず一緒に見てもらってください。「ここだけ直しても、来月には隣の部品が壊れそうですか?」と作業員に直接聞くことで、数万円単位の無駄なお金を払い続けるリスクを避けられます。少しでもほかの部品が傷んでいると言われたら、直さずに新しい機械へ入れ替える決断が求められます。
設置から10年以上経っているなら本体ごとの買い替えを選ぶ
給湯器の寿命は10年から15年が目安です。10年を過ぎてE25のエラーが出たなら、思い切って新しい機械へ入れ替えるのがもっとも賢い選択です。
温度の部品を3万円で直したとしても、機械全体の寿命が延びるわけではありません。半年後にお湯を沸かす室外機(ヒートポンプ)が壊れれば、さらに15万円以上の修理代が飛んでいきます。古くなった機械に何度も数万円の修理代を払い続けるより、最初から40万円から50万円を出して新品にする方が、結果的に出ていくお金を減らせます。
10年前の機種と最新の機種を比べると、お湯を沸かす時の電気代も大きく下がっています。機械を新しくするだけで毎月の光熱費が数百円から千円ほど安くなるため、長く使えば使うほど新しい機械を入れた初期の費用を取り戻せます。
メーカーに電話をして「部品がないため直せません」と言われた場合は、その場でメーカーに新しい機械の見積もりを頼まないでください。メーカーから直接買うと定価に近い金額を請求されます。必ず、ネットで依頼できる専門の交換業者や、近くの家電量販店など3社以上から見積もりをとって金額を比べてください。
買い替えにかかる日数と新しい給湯器の選び方
業者に頼んでから新しい機械がついてお湯が出るようになるまで、およそ1週間から10日ほどかかります。在庫がない冬の時期だと2週間以上待たされるケースもあるため、完全に壊れて水すら出なくなる前に動くのが鉄則です。
新しい機械が来るまでの間は、銭湯に通うか、近くの親戚の家でお風呂を借りる生活になります。どうしても家で体を洗いたい場合は、電気でお湯を沸かす専用の棒(投げ込みヒーター)を買ってきて湯船の水を温める方法もありますが、沸くまでに数時間かかります。
新しく選ぶ機械のサイズは、今と同じ容量を選ぶのが基本です。
- 300リットル:2人から3人の家族向け
- 370リットル:3人から5人の家族向け
- 460リットル:4人から7人の家族向け
家を建てた時は5人家族で370リットルを使っていたけれど、子供が独立して夫婦2人になったという場合は、一回り小さな300リットルに下げることを検討してください。無駄なお湯を作らなくなるため、毎月の電気代が確実に下がります。
逆に、子供が大きくなって部活を始め、朝と夜の2回シャワーを浴びるようになった場合は、お湯が足りなくなる危険があります。この場合は460リットルへサイズを上げるのが正解です。今の生活でお湯が余っているか足りないかを基準に、次のサイズを決めてください。
まとめ:コロナのE25エラーは10年を区切りに修理か買い替えを決める
コロナのエコキュートでE25の文字が出たら、まずは外にあるタンクのスイッチで再起動を試してください。エラーが消えなければ、温度を調整する部品が壊れています。
外のタンクにあるシールを見て、作られてから10年未満ならメーカーへ修理を頼み、10年以上経っているなら本体ごとの買い替えを業者へ依頼しましょう。10年を過ぎた機械は、数万円かけて一部を直してもすぐに別の場所が壊れる確率が非常に高いからです。
部品の交換だけで済めば2万円から3万円で済みますが、シャワーの温度がおかしい場合は、やけどの危険があるため無理に使ってはいけません。
今日からお風呂に入れなくなる事態を早く解決するため、まずは家の外に出てタンクの正面にある銀色のシールを確認してください。































